FC2ブログ

JAL破綻から見えてくるもの 

JALが破綻し、再建が進められている。関連会社を含め、2兆円の負債だとか。いくら国策会社とはいえ、あまりの放漫経営だったのではないだろうか。

JAL再建に伴い、年金の減額と、銀行の債権放棄が話題になっている。だが、1000億円以上の国庫からの支出、即ち、税金による負債の肩代わりも行われることになるらしい。

こうした酷い経営状況になった原因を是非突き詰めてもらいたいものだ。マスコミは、そうした点をこそ追及すべきなのではないか。OBの年金を減額するだけでは済まされない。

この点について、m3に興味深い発言があった。そのまま引用はできないが、JALには多くの関連会社があり、そこの経営の問題がある。そうした関連会社には官僚が多く天下っているから、潰せない、ということだ。(ここからは、私見だが・・・)赤字必至の地方空港を数多く作り、そこへの赤字路線をJALに運行させた責任は政治家にある。時の政権政党政治家は、こうした空港建設でキックバックを受け取っていたのだろう。ここでも政治家と官僚が、公的企業を私物化し、自らの利権をそこで貪っている図が見えてくる。

同じような構図が、高速道路公団とその関連会社、さらに医療機関と製薬会社にも見られると、そのm3発言者は言う。規模は小さくなるが、アマチュア無線連盟と、JARDやTSS等にも同じ構図があるのではないだろうか。こうした利権の構図が、国のどこかしこにもある。それを改革する人間がいない。少なくとも、今までのところ、民主党政権にもそれが期待できない。それが、日本の悲劇なのではないか。

マスコミには、こうした問題の実情を報道し、分析し、さらに追及する責務がある。が、マスコミも政治家と官僚の意図の代弁組織になってしまっている。このマスコミと、政治・官僚組織との癒着が酷いことを、最近上杉隆氏の著作を通して改めて知った。ジャーナリズムに身を置く、上杉氏のマスコミ批判発言は辛らつだ。マスコミが権力を監視する機能を放棄しているばかりか、積極的に権力の代弁者になり、国民を欺いているという実情がある。これが、さらなる悲劇になっている。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1625-a1dd6963