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Tom K6TS からの便り 

Tomから手紙があった。プリンターで打ち出された、一枚の便り。最後に、奥様が彼の語ったことを口述筆記でタイプしたことが記されてあった。

Tomについては、以前このブログでも取り上げて書かせていただいた。ここ

彼は、この数年間、心筋梗塞から体調を崩し、無線のアクティビティが下がっていた。昨年秋に、脳卒中の発作を起し、それ以降、無線に集中することができず、さらに送信が心もとなくなってきたことが記されていた。無線設備・アンテナのメインテナンスも出来なくなった由。私の旧友でもある、Tommy W6IJに彼が相談し、FOC(英国に本部のあるCWクラブ)会員を辞めることを決心したと記されていた。このままFOC会員でい続けると、クラブの名を汚すのではないかと・・・。もう10数年前になるか、彼がクラブに入る際に、私が推薦人の一人になったのだった。私が彼を推したことへ改めて御礼を言いたいと記されていた。

同じく、彼をFOC会員に推挙したBob W5GELには、Bobが亡くなる前に、御礼を言えたことを思い出す、と。Bobは、1950年代に、テキサスでTomにCWの手ほどきをした教官のお一人だったそうだ。Bobは、私にとっても、思いで深い友人のお一人であり、その名前とコールを懐かしく思い出した。

昨年秋、次女の方が59歳で急逝されたことも大きなショックだったと記されていた。長女夫妻が、昨年クリスマスにハワイからやってきて、二週間一緒に過ごされた様子。

Tomには、早速返事を認めた。彼が無線を出来なくなったとしても、80年代に付き合いを始め、その頃、M氏と一緒に彼を訪ねたことは忘れない。我々の友情は、変わりなく続く。共にFOC会員として10数年間過ごすことができたのは、私にとっても嬉しく、名誉なことだった、と。

こうしたことは、これから段々多くなることかもしれない。それが人生なのだ。彼がFOC会員であることを大切に思うからこそ、FOC会員を辞したというTomの潔さを、私も忘れないでいよう。

コメント

永遠に続いて欲しいもの

無線の世界のことは全くの門外漢ですが、お気持ちは何となくわかる気がします。
行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・
ずっと永遠に続くかと思われるものも、
自分を含めて目には見えない程少しずつ変化をしているんですね。
ふと振り返ってみると、何年か前とはすっかり様変わりしていることが如何に多いかに驚かされます。

特に心が通いあっている(と思われる)限られた数の親しい人々が、
時の移ろいと共に静かに遠くに行ってしまう、
大切な人達が泉下の人となっていく・・・
もう時計を元に戻せないのだと諦める時、何とも言い難い寂寥感に襲われます。
人生はまさに一期一会ということなのでしょう。

ささやかな幸せがずっと続いて欲しいものですが・・・。(「干し芋}と変換されてしまいました)

仰られる通りですね。特に、加齢によって、意思疎通が難しくなることは、家族であれ友人であれ、寂しいものです。一期一会の気持ちで、いつも接していたいと思います。

無線を通した友人は、利害関係もなく、お互いの家族や生活のことも理解しあった仲なので、得難いものだと思っています。何十年の長きに渡って、お互いの人生を共有しあう、というと少し言い過ぎかもしれませんが、そのような関係を時に経験することができます。無線自体がやや斜陽なのですが、ね。

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