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音楽と等価のCW Rod K5BGB 

CWを、音楽であるかのように語るハムがいる。君のCWは、音楽そのものだとか、美しい音楽のようだとか言う。

CWというマイナーな趣味を持つ人々のなかでも、そのようにCWを感じるのは、またごく一部の方になってきた。

私にとって、音楽のように響くCWとは・・・

短長点のriseとfallの切れが良いのに角張らない、コードの各々に微妙な変化、それも一定の変化がある(バグキーや縦振れの場合)、文字間は一定の間であるが、単語間隔は、絶妙の間隔・・・その間隔であることがアプリオリに決まっているかのような間がある、その間は文脈によっても変化する・・・

そうした信号が、電離層反射に際して生じる、フェーディングや、符号のshapeの微妙な変化によって、独特の味付けをされて、こちらの耳に届く。その時だけしか耳にすることの出来ぬ信号。

といった風に表現できるだろうか。

アマチュア無線では、CWのそうした特質を味わい、愉しむ文化があった・・・が、どうもこれもCWの衰退とともに、歴史的なものになりつつある。

これまで音楽的な美しいCWの送り手であり、CWのデリケートな美しさを理解する方に沢山お目にかかってきたが、多くは既にもうこの世にはいらっしゃらない。

数少なくなった、そうしたCW文化の担い手の筆頭に挙げるとしたら、Rod K5BGBが最右翼だ。過去3回ほど、このブログでも彼のことを記したが、この所、彼のアンテナがグレードアップされたことと、同じCWopsというクラブに入ったことにより、何度かお目にかかることができるようになった。10数年のブランクの後に。

彼のCWの美しさは・・・と、言葉で表そうとしたが、陳腐な形容になってしまうので止めておく。いつか、CONDXがよく、彼の信号がかってのように強く入感するときに、録音しファイル化しておきたいものだ。1980年代、VK4BQLや、VK3IMを交えて、太平洋を挟んで、大きなラウンドテーブルを囲んだものだ。彼のオペレーション、CWの送信のスタイルは、ディレッタンティズムと紙一重だったかもしれないが、聴き手をしびれさせるに十分なものだった。

Rodから送られてきた、彼のセットアップ近影・・・

リグは、K2にTHPのアンプ。なんともシンプル。アンプをかませると、出力45W。しかし、普段は、K2のみで運用しているらしい。5Wの世界は、無線を始めた頃を思い起こさせ、面白いのだ、とのこと。

DSCN0023 K5BGB1-1

アンテナは、上記の通り6.5m高のダブルエクステンディッドツェップ。片側のエレメントが、ジグザグに取り回されている由。

DSCN0025 K5BGB4-1

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