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チャイコフスキー ピアノ トリオ イ短調 

チャイコフスキーの作品は、総じてあまり受け付けられないのだが、この有名なトリオだけは別。チャイコフスキーの友人を追悼するために作曲された曲。

大学オケ時代、クリスマスパーティという名の忘年会で、一学年上のチェロのT氏がトリオを組んで演奏した曲だ。某女子大の貧相な学生ホール。周囲は、夕闇に覆われていた。深々と冷えこんでいた。目の前の机には、紙コップに注がれたビールだったか、ソフトドリンクだったか・・・。ピアノのアルペジオが、チェロに歌うことを促す。チェロは、息の長い旋律を歌いだす・・・プロの演奏に較べたらきっと聴き劣りのする演奏だったかもしれないが、私の耳には、親しくさせて頂いているT氏が奏で始めたその美しい旋律は、身体を硬直させるほどにこころをゆさぶるものだった。私は、まだチェロを始めて1年目のことだったような気がする。

Youtubeで見つけた、この曲の映像。以前、Smetanaのトリオの演奏団体と同じ。チェリストに注目したい。このLeskovarというチェリストは、力強さと柔軟性を併せ持ち、表現力が豊か。ネットで検索すると、まだ29歳で、Geringasの門下生らしい。Geringasのチェロは、やはり学生時代に、東京フィルの定期演奏会でドボコンを演奏するのを聴いたことがある。Leskovarの歌いだし、なんとふくよかなことだろう。関心を持たれたら、Youtubeでcodaを含む映像まで見ていただきたい。

些細なことなのだが、Leskovarの弓の毛が元々少なくなっているのに、codaになると、また数本切れている。熱演だ・・・。

コメント

ご紹介の動画、視聴させていただきました。なんて美しい・・・こんな演奏が出来たらと、ため息が出ます。
チェロ奏者の方は私と同い年のようです。私も頑張らないと。

ククーロさん

Leskovar女史、なかなかですよね。美しく、力強い演奏だと思います。ふっくらとした歌わせ方に惚れ惚れしますね。

最近は、いろいろな演奏をYoutubeで見つけては、ぼーっとみていることが多くていけません。練習しないと、ね。
でも、オイストラッフとロストロの演奏するブラームスのドッペルなぞ、やはり見入ってしまいますね・・・。

ククーロさんはこれからが伸び盛り、お忙しいでしょうが、是非引き続き頑張ってください。

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