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パドル比較感想 

新しいパドルの感想を書くと記しておきながら、そのままにしておくわけにもいかないので、気の付くままに感想を記しておく。あくまで、感想レベル。私が、再開局以来用いたパドルは、順に、カツミのEK160内臓のもの、ベンチャーJA2(だったか)、バイブロプレックス2枚レバー、Schurr Profi、Mercury、それに今度のChevron。 列挙すると、数多く使ってきたものだ・・・。

まず、パドルの理想形とは何かということを考えてみた。

電信符号を、恰も身体の一部であるかのように、接点のon offだけが意識されるように送出することだろうか。その際には、パドルの部品による荷重や、慣性による抵抗感は最小であることが望ましい。

具体的には、1)接点の接触不良がないこと、2)接点のon offが明瞭に識別される(所謂、カチッとなる)こと、3)レバーの戻りは、迅速で、かつ打鍵時の圧は、必要最小限である(出来れば、ゼロが理想)こと、4)レバーの運動系の慣性が最小限であること、5)レバーの回転軸軸受けの摩擦が最小限であること(これは2)にも大いに関係する)、といったことだろうか。

1)接点自体に問題のあるものはなかったような気がする。カツミ、バイブロプレックスが、回転軸の軸受け部分に接触不良があった。導電グリースを軸受け部分に刷り込んで対処した。・・・実は、この下書きを書いたあとで、Chevronの長点側に時々接触不良と思われる現象が起きることに気付いた。Steve N6TTも同様の経験をしていたが、iambic paddleに慣れていないためと考えていた由。また、某BBSでこの顛末を記したら、Atsu氏も同様の経験をしていた様子。接点間隔を調整するscrewのlocking ringを堅く締めるようにアドバイスを頂いた。それと前後して、製作者のKevinからも、私の問い合わせに対して、そのlocking ringを締めることと、screw自体をアルコールで洗浄するようにと言ってきた。同様のトラブルがたまにあるらしい。で、locking ringの締め増しをしたら、今のところ問題なく動作している。送料を除いて、返金すると言って来たKevinの善意に感銘を受けた。問題が一応解決したこととあわせて、このトラブルが起きないように根本的な改善をして下さるようにKevinに書き送った。

2)ベストなのは、Mercury。Mercuryは、その性格のためか、接点間隔を広めに取ると、レバーを介して、反動が指にあり、少し不快な感触がある。接点間隔を狭くすれば、大丈夫。バイブロプレックスも、軸受け圧の調節次第では良好だった。Schurrも比較的良好。Schurrは軽い感触。Chevronは、やや甘い印象があるが、これは好き嫌いの範疇。実際上問題は無い。

3)レバーを戻すための仕組みは、スプリングと磁石があるのだが、やはり基本的に磁石の方が、戻りが早い。MercuryとChevronが優れている。が、Schurrもスプリングタイプとしては健闘。カツミ・バイブロプレックスは、他に比べると、重たい印象だった。スプリングの自重による問題か。

4)軸受けの抵抗等が理想的なほどに小さくなると、レバーの自重・回転慣性の大きさが、打ち心地に影響してくるものと思われる。実際上は、これが効いてくるほどの作りのパドルにはまだお目にかかっていないが、Kevinにはこの点も行く行くは検討されたいと書き送った。Chevronのレバーは結構ゴツイ・・。

5)軸受け圧を調整できる場合、小さくすると、軸受けでの接触不良が生じやすく、大きくすると接触不良はないが、重たくなるという傾向があった。カツミはペケ。バイブロプレックスもあまり良くない。ベンチャーJA2は、確か他の機種のようにボールベアリングではなく、先鋭化させた軸を、軸受けに突っ込んでいるだけの構造だったような気がする。その簡単な構造の割には、接触不良がおきにくかったような気がする。SchurrとMercuryの軸受けは良くできている。Chevronは、軸受け圧が多少高い印象があるが、実用上問題にはならない。これは、先に記した通り、2)と密接に関連する。

というわけで、危ぶまれたChevronをしばらく使用する積り。

残すは腕の鍛錬かな・・・。

コメント

今夜も40mで信号をお聞きしました。接点不良はとりあえずおさまったようで何よりです。

いやいや、交信の最後でまた再発しました 笑。でも、原因が分かっているので、気持ちは穏やかです。

Kevinに導電グリースを塗ったらどうだろうか、汚くなるだろうけれど、と言ったら、銅入りのグリースを考えてみたが、やはり美観の点で不味いという結論だったようです。もう一つのアイデアは、ringと、それを受ける部分の接触面を粗い金属にすること・・・駄目でしょうかね。

Steveは、長いscrewを用いて、non iambic動作をするようにしているというのですが、良く分からず。レバーを連結している?画像を送ってくれるように頼んでいます。

Shinさん、ナノカーボンという製品をご存知でしょうか、
私は最近では、携帯の充電器の接点に接触する部分にしか
使ってないのですが、効果があるかも知れません。
PC用とか車用とかが有って、どの様な違いが有るのかはわからないのですが。

ナノカーボンの情報をありがとうございます。後で検索してみます。

昨夜も、1時間ほど叩いていたら、接触不良の症状が再現しました。リングと、接点支持のパーツの接触面がクロームメッキであまりに摩擦抵抗が起き難いためなのかもしれません。微細な振動が続くと、ネジが緩むのでしょう。この部分は、ネジは動かなくてはいけないし、使用時には、ネジがしっかり固定され導通が確保されなくてはいけないし、難しいヶ所ですね。

リングと、それに対応するパーツの接触面を、少し平滑ではない素材にすべきなのかもしれませんね。または、接点間隔の可変方法を全く別なメカニズムにするか。

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