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fade outしてゆく・・・ 

無線以外の趣味の話や自作機器の話などをする人はいないのか、CWopsはまるでコンテストのクラブになってしまったようだと、CWopsのリフレクターでAI2Qが数日前に発言していた。彼は以前にも同じような発言をアップしていた。彼への返信に、ネットに参加すれば良いのではないかという発言が一つ、二つあった。ネットは、複数の局がやり取りをする仕方なので、複数の局を捕まえるには良い方法かもしれないが、私などはかなりジレッタクなってしまう。

クラブとは、いかにオープンな組織であっても、会員と非会員の間に差異を設けて、クラブ内部でまとまろうとする力学が働く。そうした力学がないと、クラブとして成立しない。その手っ取り早い方法が、何かを競わせることなのだろう。どのクラブにあっても、局数やら、コンテストスタイルでの交信数やらを競わせる催しがある。で、ごく普通の交信は、クラブのなかにあっては、結局異端児になるのである。普通の交信とは、一対一の関係で成立するもので、クラブの力学とは無縁であり、かつ時に対立関係になるものなのだろう。クラブに所属するとはそういうものだと言う事を、よく理解しておかないと、気が付くと交信数や、コンテストスタイルの局数という「量的な」競い合いに嵌ってしまうことになりかねない。

で、そうしたクラブの活動から最も遠い存在に思える、Kemp K7UQHに、昨夕7メガでまたお会いした。お元気そうにされていたが、昔を懐かしみ、あの頃(1960年代)に活発に出ておられたオペは既に皆サイレントキーになられたことを互いに嘆いた。Ed K6NB、Cy K6PA、Ted KH6EFW それにTrevor VK2NS達・・・。CWがまだまだ商業通信の現役として生きていた頃、彼等はCWの生きの良さ、芸術的な運用を体現していた方達だったのだ。

KempのアンプL4は、まだ故障したまま。部品の手配がなかなか難しそうだとのことだ。彼が、20数年前に入手し現用のIC751Aだが、昨日の交信中に少しドリフトするのに気づいた。数十ヘルツの範囲なのだが、非連続的にドリフトするので、送信系の不具合があるのだろう。それを彼に言うと、知っている、VFOがいかれ始めたのだろうとのことだった。その後に、彼が言った言葉が忘れられない・・・リグがこうして具合悪くなり、やがて電波を出せなくなる、その時にそっと無線界から消えてゆくだけだ、というのだ。それは残念なことだとありきたりの反応をしたが、彼の思いも分からぬでもない。

ごく普通の交信が殆ど聴けなくなってしまった無線界に未練はないぞという、エキスパート達が世界中に沢山いるのではあるまいか。

コメント

最近はラバースタンプでさえもできない局が増え、CWはこのまま599BKとともに滅んでしまいそうです。

今日は18MHzでQRPを楽しんでいました。6エリアの局がしっかりラバースタンプ+αにおつきあいしてくれて、すっきりしました。

NIFTYで脱ラバースタンプを論じていた頃が懐かしいです。

今晩は、最近はコンテスト並みに599BKのQSO(?)が多いですね。特にEU、それも東欧はその傾向が強いと感じます。名前やQTHを送信しているとQRMになるんでしょうか?

お二方、コメントをありがとうございます。

あのコンテストスタイルの交信をする方が多くなっているのは何故なのでしょうね。ああやってカードを集めて、何が愉しいのかと不思議になります。きっと愉しさはあるのでしょうが、私には理解不可能ですね。

Kempは、日ごろ、CWが愉しくて仕方がないという風にオペレートされる方でしたのに、今日、あのような言葉が、彼の口(バグキー)から出てきたことに大いに驚かされたのでした。一時的に悲観論に陥っておられるだけだったら良いのですが・・・。

でも、往年の名オペレーターは、確かにどんどん少なくなっていますね。それは実感します。

shinさん,ご無沙汰しております。
小生が思うに、競うというのはきっととても面白いことなんだろうと思います。DXを競り合ったり、仲間内で珍QSLを自慢しあったり。その究極が599BKなんでしょうね。でも結局設備にお金をかけた奴が勝つ世界ではあります。もう少しテクニックが協調される世界だったらもっと楽しいんでしょうけどね。
ただ思うに、バンド内でラグチュー派とその他の住み分けは絶対必要ですね。

お久しぶりです。お変わりありませんでしたか。

競争が、ある種のスリルと楽しみを生むことは私も経験上よく分かります。1990年前後、DXやコンテストに狂っていましたから・・・そうした楽しみがあるのを認めるのは吝かではありません。

でも、「それだけ」では、あまりにこの趣味の可能性を貶めることになるのではないかと思います。

元々語学力もなく、技術的な知識も乏しいのですが、無線を楽しめるのは、私にはあと10年間前後ではないかと思うようになりました。それ以降も続けられれば続けるとは思いますが・・・。本格的に楽しめるうちに、一番意味のある楽しみ方を実践してみたいと思っています。

人生は短いですから、少しでも意味のある(と思える)ことで、自分の人生を埋めて行きたいものだと思っています。

コンテストスタイルの交信は通常スタイルの交信とは別方向の鍛錬になっています。リグとアンテナの性能を限界までひきだし、パソコンやパケクラをつかい複数ワッチを工夫しながらコンピュータキーイングをしています。すこしでも向上があるとうれしくなります。

Madiさん、その愉しみは良く分かります。一頃、私も嵌りましたから。

それを認めたうえで、自分の愉しみ方として、それは少し複雑なテレビゲームと違わないのではないか、という認識に至ったのです。

これは、他人の愉しみ方にイチャモンをつける積りではありませんで、自分の愉しみ方としての反省です。

それに、あのコンテストスタイルだけの交信では、少し寂しくないかなという思いもあります。

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