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官房機密費の使途 

官房機密費の使途について、小渕内閣時代の元官房長官 野中広務氏が、マスメディアで語った。一頃、大きなセンセーションを巻き起こしたが、その後、マスコミさらに政治家達も問題にしようとはしていない。

官房機密費は、毎年、時の政権が、国家予算数十億円を自らの懐に入れただけでなく、野党議員に配り、さらに評論家にも配って、自らに利するようにしていた。これは、議会制民主主義の私物化に他ならない。権力を持つ者は、必ず腐敗する。こうした腐敗の歴史を明らかにし、それを繰り返さないシステムを作る必要がある。

民主党は、野党時代、官房機密費の使途を、ある程度時間がたってから公開する法律を上程していたが、勿論実現していない。政権についた民主党は、そうした情報公開には後ろ向きになっているように見える。国際関係における情報収集などに用いる、真の意味の官房機密費、外交機密費の使途であっても、一定期間が過ぎてから公開すべきだ。

マスコミが、この問題を取り上げない理由として、マスコミにも評論家達と同様に、この機密費が渡っていたことがあるのではないか。

官房機密費の使途についての報道は、上脇博之氏のブログに詳しい。


以下、引用~~~

野中元長官が使途証言 官房機密費 評論家にも配る
2010年5月1日 朝刊

 小渕内閣で官房長官を務めた自民党の野中広務元幹事長(84)は三十日、長官在任中に内閣官房機密費を「一カ月当たり、多い時で七千万円、少なくとも五千万円くらい使っていた」と明らかにした。共同通信の取材に答えた。

 内訳については月々、首相に一千万円、国会で野党工作などに当たる自民党国対委員長や参院幹事長に各五百万円程度のほか、政治評論家や野党議員らにも配っていたと説明した。官房機密費は毎年十数億円計上されているが、官房長官経験者が詳細を明らかにしたのは極めて異例だ。

 野中氏によると、評論家に転身した元政治家が小渕恵三首相に電話し「自宅を新築したから三千万円ほどお祝いをほしい」と要求したことや、野党議員から「北朝鮮に行くから官邸にあいさつにうかがいたい」と暗に機密費を要求されたこともあったという。

 野中氏は「前任の官房長官からの引き継ぎ簿に評論家らの名前が記載され『ここにはこれだけ持っていけ』と書いてあった。持っていって返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけだった」と証言。「政権交代が起きた今、悪癖を直してもらいたいと思い、告白した」と強調した。

 野中氏は京都府副知事を経て一九八三年に衆院議員に初当選。一九九八年七月から翌年十月まで官房長官を務め、二〇〇三年に政界を引退した。

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