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近況 

このところ、年度末決算の書類準備やら、季節の変わり目のウイルス感染、気管支喘息発作の症例が少し多くなったこと等で多忙にしていた。夏の気候になれば、外来で閑古鳥が鳴くのが必定なので、それまで走りぬくことにしている。

本日午後、1ヶ月振りの室内楽の練習。ブラームスピアノトリオ2番4楽章。コーダに入るところで、リズムが変わるのだが、最初の練習ではそこで躓いたのだ。今回は、そこを中心に合わせた。練習を繰り返すことと、ピアノにリズムをしっかり刻んでもらうことで、無事乗り切れてホッとした。お茶を挟んで、「夢のあとに」のピアノトリオ版を弾いてみる。楽しい・・・。次回から、難物の3楽章にも手を広げることにした。Tさんは、ご両親と夏場に北海道に旅行される由。羨ましいこと。

最近、二つ、ヒヤッとさせられる事件が起きた。一つは、肺炎の患児にペニシリン系抗生物質を靜脈注射をした際に、軽いアナフィラキシーを生じたもの。幸いにも、気道確保をするといったことまでは必要なかったが、私のような施設で、軽いとはいえ、肺炎まで治療することは不適切なのかもしれないと思った。これまで、数多く外来で治療してきたのだが・・・。

もう一つ、忙しくしているときに、看護師さんが、針刺し事故を起してしまったのだ。一旦用いた注射針を手元の缶に入れ、それを処理しようとしたときに、刺してしまったらしい。その針を用いた患児には、親御さんの了解を得て、肝炎ウイルスのチェックをさせて頂いた(勿論、そのコストは当院持ち)。幸運なことに、陰性の結果であり、看護師さんも健康状態に変化がない。使った注射針は、すぐに回収専用のプラスチックの箱に捨てることを徹底するように改めて確認した。でも・・・多忙だと、事故を起こす可能性がどうしても多くなるのだ。

ヒヤッとさせられることがあったことを、カリフォルニアの友人に話したところ、「それはambulance chaserの鴨になるから気をつけなくてはね」と言うので、苦笑してしまった。弁護士の大量養成は、米国の年次改革要望書で米国政府が日本政府に要求したことだったな、と思い出した。

ヒヤッとしたことが、いつもヒヤで終わる保障はない。事故を減らす努力は精一杯するのだが、それでもゼロにすることはできない。そう言うと、世の中の人々、特にマスコミは、それは許せない、居直りだというのだろうか。

ここまで大きな事故に遭わずにこれたのは、僥倖だと心底思う。

というわけで、忙しく、ヒヤヒヤしつつも、庭仕事に時間を割くこともでき、チェロを楽しめる。恵まれたことだ。でも、やはりそろそろ仕事を縮小すべきなのだろう・・・。

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