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アマデウス弦楽四重奏団によるモーツァルト弦楽五重奏曲KV516 

モーツァルトの弦楽五重奏曲ト短調KV516。Aronowitzを第二ビオラに迎えてのアマデウス弦楽四重奏団の演奏。

この団体は、戦後20年間程度活発に活動を行った団体のようで、またもや学生時代の愛聴音源だった。重厚な響きと、心ゆくまで歌う演奏が特徴のような気がする。すばやく、無用な味付けをしない、現代の演奏とは一味違う。どちらが良いということは別な問題。アマデウス弦楽四重奏団は、恐らく、戦前の旧きよき時代の演奏スタイルを引き継いだ団体だったのではないだろうか。

第一楽章。他の弦の刻みにのって、バイオリンが嘆きの旋律を歌う。それは、1stビオラに受け継がれる。嘆きつつ立ち止まることはない。哀しみを抱いて、小走りに走るような気配だ。



第四楽章冒頭のAdagio、アマデウス弦楽四重奏団、特に1st バイオリンのBraininの面目躍如たるところ。濃密な歌を聞かせてくれる。昔、これを聴いて、弦楽器でこれほどに濃密な感情表現ができるのかと驚いたことだった。それに続いて、かろやかなロンドが演奏される。



実に、この曲も、学生時代に上手なバイオリンのオケ団員を強引に引っ張りこんで、ビオラのK君達と一緒に弾いたことがあった。もう一度、何かの機会を見つけて弾いてみたい曲の一つ。

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