FC2ブログ

ソル ガベッタによるエルガー・チェロ協奏曲 

ソル ガベッタによるエルガーのチェロ協奏曲。ガベッタについては、以前、その演奏をBSで観て、感想をしるしたことがあった。ここ

エルガーのこの曲でも、完璧な技術が光る。まるで楽器が自分の身体の一部のようだ。着ている衣装の印象もあるのか、やや暖色系の表現だが、それでもエルガーの霧がかかったような憂愁の思いを聴くことができる。時々、コンミスの方に向かって微笑みかけながら弾いている。



彼女がサンサーンスのチェロ協奏曲について語りながら、演奏も聴かせる作品もYoutubeにアップされている・・・ドイツ語を早口でまくし立てているので内容は分からないのだが、才能と美貌、それに恐らく音楽界での機会にも恵まれたチェロ奏者だということが良く分かる。

でも、やはり、かのデュプレの演奏を思い出してしまう。デュプレの演奏に思い入れがあるためなのか、ガベッタには、まだ何かが足りない(ように自分には思える)。デュプレの人生をこの音楽に重ね合わせて聴いてしまうためだろうか。

口をきゅっと引き締めて、楽器を思い通りに操るガベッタ。憂愁と哀切の旋律を自由に伸びやかに紡ぎだす、この若きチェリストがさらに成長することを期待をこめて見守りたい。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/1797-272d948a