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日テレの愚挙 

日テレが24時間テレビという番組を、今週末に放映する。

そこで、無介助分娩を感動ものに仕立てて流すらしい。29日午前8時前後。

お産は、リスクの伴うもの。介助なし、医療なしでは、1000人生まれる赤ちゃんの内、100人、200人が命を落とす可能性が高い。母体も危険にさらされる。日テレは、その無介助分娩を、テレビで賛美するらしい。

マスコミは、視聴率を稼ぐためには、何でもやる。人命が関わろうが、お構いなしである。

ここと、ここと、ここのサイトを参照の上、ブログ・ウェブサイトをお持ちの方は、日テレの愚挙を是非記して欲しい。周囲にこの愚挙について語ってもらいたい。日テレに抗議の意思を示そう。

コメント

無知の恐ろしさ

ご無沙汰しております。

「自然界では、全分娩の約10%で、母体または胎児が死亡する」と聞いたことがあります。ことに人類は、文明の発達によって、他の哺乳類と比較して分娩する能力が落ちているという説もあり、まさに先生のお書きになった通りだと思います。医学的知識のない者が、偏った視点から番組を作成するのは、本当に困りますね。

以下は余談です。私はスウェーデンに留学していましたが、スウェーデンの医療レベルが予想外に低いことに驚きました。社会福祉の国で有名ですが、健康に生きている人々のために使用する予算が膨大になり、病人のために使用する予算の削減を余儀なくされているようです。医学部の教育も、日本と比較して明らかに低レベルです。

一例を紹介します。私の留学先の同僚の女性が出産した際の実話です。彼女はスウェーデン人には珍しい小柄な体格で、体重は 50 kg 以下に見えました。原因は聞いていませんが、分娩直前の胎児の予想体重は 4.5 kg もあり、彼女の骨盤の大きさを考えると、日本ならば最初から帝王切開を選択すると思います。しかし、スウェーデンの産婦人科医は経膣分娩を試みました。その結果、破水から36時間が過ぎても子宮口が全開に至らず、結局は帝王切開になりました。後日、研究室の医学部生に「なぜ主治医は経膣分娩に固執したのか」を尋ねたところ、「それが自然だから」と答えました。唖然として、再度聞き返すと、「スウェーデンの医学部では、経膣分娩がベスト」としか習わないそうです。お尻の大きい典型的なスウェーデン人なら、それでも良いのかも知れませんが。

かの社会福祉の国、スエーデンでは、病人のために使用する予算の削減をせざるを得なくなっているとのこと、そうなのかと改めてため息の出る思いです。

日本は、これほどの財政赤字を抱えて、どこまで落ち込むのでしょうか。

この日テレは、それを見越した国民への一種の教育・・・なんてことはないですね。やはりマスコミの連中は、全部といわないまでも、無知で無責任の塊なのでしょう。自らが垂れ流す情報によって、どれだけの影響が出るか、真面目に考えていないとしか言いようがありませんね。

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