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朝日新聞の恫喝的言動 

医科研の中村教授と、オンコセラピー社は、朝日新聞を名誉毀損で訴えた。両者が直接関わらない臨床試験で、さも関係あるかのように記事にされ、社会的な信用失墜と経済的な損失を受けたのだから、彼らにしたら当然の対応だと思える。臨床試験そのものにも大きな問題があるようには思えない。

一方、朝日新聞も反訴の動きを見せている。東大の上特任准教授や、CAPTIVATION NETWORKさらに医療報道を考える会が、朝日新聞を批判する記事をネット上等で公表してきた。彼らを、朝日新聞が名誉毀損で訴える、ないし訴えると恫喝しているのだ。朝日新聞が「記事内容を捏造したと考えられる」といった、朝日新聞を批判する記事をネット上から削除し、謝罪しろと要求している。

朝日新聞は、自らの記事や社説で掲げた、医科研それに中村教授への誹謗中傷記事に対する批判にきちんと答えていない。大体において、ネット上での発言を取り消せ、さもないと名誉毀損で訴えるという恫喝を、言論を仕事とする新聞社が行ってよいものだろうか。

朝日新聞は、医科研の臨床試験を批判した「という」医師へのインタビューを記事に載せた。朝日新聞を批判する側は、そのインタビューが捏造ではないかと論じている。批判する側が調べたところ、がんワクチンの研究者で朝日新聞から対面インタビューを受けたのは、大阪大学の医師だけだった、ところがその医師は、朝日新聞が載せたインタビューの内容を語っていないと証言したのだ。一方、朝日新聞は、取材源を明かすことはできないが、大阪大学の医師以外であることを臭わせ、インタビューにも対面以外の方法もある・・・即ち、何でもありだ、と答えている。

医科研をナチスと擬えて社説で述べた朝日新聞なのだから、このインタビューの真正性を何らかの形で明らかにする責務がある。それを怠る一方で、朝日新聞への批判を力ずくで押さえ込もうというのは、言論機関としてあるまじき行為ではないだろうか。

朝日新聞は臨床試験のあり方に一石を投じる積りだけだったのかもしれないが、その一石はとんだ所に飛び込んだようだ。もしかしたら、故意にとんだ所に投げ込んだのかもしれない。

私は、朝日新聞が医科研・中村教授への言われなき批判を取り下げ、謝罪すべきだろうと考える。

コメント

大東亜戦争に協力した朝日がねぇ

 「ヘルシンキ宣言」を朝日新聞が持ち出すのは片腹痛いですね。
 現状の日本の治験が、国際的に問題があるレベルであれば、むしろそれを取り上げればいいことであり、医科研をやり玉に挙げるのは筋違いだろうと考えます。

北大の中村利仁先生がMRICに寄稿されていた通り、ヘルシンキ宣言の生まれた背景には、患者のために、国家権力に医師が対峙すべきだったのにそれをしなかったことがあるわけで、朝日新聞は、その点の理解が出来てないようですね。

治験については、現場から離れて久しいので良く分からないのですが、米国からのグローバルスタンダードには胡散臭いものを感じます。

医科研を出汁にして、治験の世界に一石を投じようと朝日は考えていたようですが、その判断と、実態の分析という点で大きな誤りを犯しているように思えます。

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