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冬の静けさのなかで 

この2,3日、7メガのCWバンドからOTHレーダーのノイズが消え(下の方に動いていった様子)、冬の静かなバンドが戻ってきた。夜、そうしたバンドに居座り、しばらくCQを出している。

SM6CNN Andersは、FOCのメンバーでアクティブなスェーデンの局。CQWWCWでは、EA8CNのところに、SM6CUKと共に出かけて、EF8Nとして運用したらしい。恐らく、浜辺にアンテナを建てたのだろう、コンテスト途中で嵐に見舞われ、その保守で大変だったらしい。あちらではFOCメンバーも活発に出ているとのこと。やはり北極圏を越えるパスで、信号が減退するのか、こちらではあまり聞こえてこない。Jurgen DJ3KRが最近のメールで書いてきたが、東ヨーロッパには鉄のカーテンが存在するかのようだ。しばらく後、7メガで呼ばれなくなって、3.5メガに降りたら、そこでもAndersが呼んできてくれた。さすがに弱く、ラグチューは無理だった。

W9VE/M Donは、ダラス近郊に住むハムで、あちらの早朝に私を呼んできてくれた。75Wというのは、モービルの設備としては当たり前だが、アンテナがCBアンテナだと強調する。3mのホイップらしい。27メガの1/4波長として動作する、ローディングコイルも何も入っていないアンテナなのだろう。給電部にAH4を入れて、チューニングしているらしい。CWを愉しむ方と見受けたので、何故トップローディングでキャパシティハットをつけた本格的なアンテナにしないのか尋ねた。それが日本との違いだ、と言うので、一体何事かと耳をそばだてた。あちらでは、目立つアンテナをつけていると、不良達の餌食になり、奪われてしまうのだ、とのことだった。ありふれたCBアンテナであれば、彼等に持ちされられることもないのだ、と。恐らく、ダウンタウンでの状況だろうが、あちらの犯罪事情を垣間見るような思いだった。東京等の大都市でも同じような状況になりつつあるのだろうか。

静まり返ったバンドで結構な強さで呼んできてくれたのが、Mike K7CF/7。65歳になるハムで、アイダホの田舎に大きな敷地を得て、そこにローバンドのフェーズドバーチカルを上げている。7メガは5エレで、内3エレに給電しているとのことだった。各エレメントに32本のラジアルを設置しているらしい。F/Bを見せてくれたが、フロントでS5から6なのが、バックにするとSは殆ど振らない。とても良く動作している様子。彼は、65歳になるのだが、近々リタイアする予定とのこと。2年前にリタイアをする積りだったが、例の金融危機で遅れてしまった、ということだった。ブッシュの政策が酷かった、と言っていた。リタイアに備えていくら金を蓄えても、それは当てにできないし、金よりももっと大切なものがある、それは時間だ、と言っていた。年々体力が衰え、年をとることを自覚している、これ以上リタイアまでの時期を延ばすのは、その大切な時間を無駄にすることだ、というのだ。リタイアを考えるときに、(残された)時間は考慮すべき大きなファクターだと私も同意し、こころのなかで大きく頷いた。

K7CFには、YOU HAVE MADE MY DAYと打ってお別れした。

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