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Elmering 

7023KHz近辺に、中国のハム、特にビギナーと思しきハムがたむろしている。その辺りに出ると、彼らから呼ばれることもある。CQ DXを出しているのに、だ。交信の仕方を心得ず、こちらが応答する前に、勝手に私相手に交信を始めてしまう局もいる。SWLの経験がないか、「厚かましい」かのいずれだろう。でも、彼らのactivityと熱意は、かなりのものだ。1960年代のJAの状況を思い起こさせる。

こうした中国のハムの状況について、Jim W6YAと話したことがある。彼らに対してJimは結構好意的だった。ビギナーで熱心に運用しているのだから、相手をしてあげるべきだというのだ。米国西海岸からすると、中国は結構なDXであり、また勃興する中国への関心も高いのだろう。

で、最近、CWopsの幹部のMLで、若いニューカマーのハムを如何にCWオペに育てるかということが議論になっていた。実際に、若いニューカマーに意見を求め、それがML上に流されている。印象的だったのは、Elmerがいない、Elmerになってもらいたいという、そうしたニューカマーからの要望だった。Elmerとは、アマチュア無線界で用いられる用語で、個人的な指導者を意味する。1970年代初め、QST上でW9BRDが「無名のアマチュア無線の父」と呼んで、Elmerという個人の名を、個人的な指導者という意味で初めて用いたらしい。

私にとっても、何人かのElmerの名を挙げることができるが、彼らは、その知識・経験が豊かで、運用にも確立したスタイルを持ち、後進への指導も自然にかつ暖かく行なってくれるような方々だった。彼らのようになりたいと思わせるような方々だった。彼らとは、自然な永続する関係を結んでいただいていたような気がする。

オンエアーでのそうしたElmerとお付き合い頂くことにより、自分の技量も多少なりとも向上した(向上するためのドライブになった)ように思う。そうした関係の特徴は、一対一の関係であること、永続的な関係であること、指導者と弟子といった気色ばった関係ではないが、後進のハムは、Elmerに対してその実力を認め、尊敬の気持ちを抱くことなのではないだろうか。

私なぞ、Elmerとなるにはまだまだ実力不足だが、最初に述べた中国の(恐らくは)若い経験不足のハム達にどう接してゆくべきだろうか。Elmerを欲している若いハムの声を聞き逃さないようにしないといけないと改めて考えた。

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