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佐藤一樹医師、東京女子医大に対して実質勝訴 

佐藤一樹医師が、東京女子医大と、元院長に対して起こした、損害賠償請求訴訟が、和解したとのこと。大学が、佐藤医師に対して、「衷心より謝罪し、200万円を支払う」という内容らしい。大学側は、自らの責任を逃れるために、偽りの院内事故報告書を作成し、それを基に佐藤医師は、刑事告訴されることになった。冤罪である。

損害賠償請求は3年間の時効を理由に棄却されたらしい。が、刑事裁判で無罪が確定したのが、2009年なのだから、そこを基準に時効を判断すべきだったのではないだろうか。

いずれにせよ、佐藤医師にとって長く暗いトンネルだったことを想像するに難くない。その期間に失われたものは余りに大きい。彼が警鐘を鳴らしている「医療事故の『内部報告書』の危険性」について、医療従事者のみならず国民も関心を持つべきではなかろうか。偽りの医療事故報告書からは、医療事故の再発防止という究極の目的が達成できないからだ。



jiji.comより引用~~~

東京女子医大が謝罪=「事故報告書は誤り」-無罪医師と和解・東京高裁
 東京女子医科大学病院(東京都新宿区)で2001年、心臓手術を受けた小6女児が死亡した医療事故をめぐり、機器の操作ミスが原因だとする調査報告書で名誉を傷つけられたなどとして、刑事事件で無罪となった佐藤一樹医師(47)が大学と元院長に損害賠償を求めた訴訟は6日、東京高裁(園尾隆司裁判長)で和解が成立した。大学側が報告書の誤りを認め、謝罪した。
 原告側代理人によると、高裁が昨年12月、和解案を提示。和解条項には200万円の解決金支払いも盛り込まれた。
 大学の報告書は、佐藤医師が人工心肺装置のポンプの回転数を上げたままだったことが原因と結論付けていた。昨年8月の一審東京地裁判決は「佐藤医師の過失は否定されるべきだ」と指摘する一方、損害賠償請求権の時効(3年間)を理由に請求を棄却した。
 佐藤医師は業務上過失致死罪で逮捕、起訴され、09年に無罪が確定した。和解後には「報告書を基に起訴された。全国の医師には、医療事故の『内部報告書』の危険性を検討してもらいたい」とのコメントを出した。
 東京女子医科大広報室は「今後も安全で高度の医療を提供する大学病院として一層努力する」としている。(2011/01/06-17:51)

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