FC2ブログ

現時点で、原発問題についての疑問 

原発の問題は、今度の災禍が収まってから、十分に議論されることだろう。

でも、現時点で、福島原発の建設の経緯について、さらに今回の大震災後の原発のトラブルについて素人なりに幾つも疑問がある。

〇大陸プレートの端のところ、地震と津波が起きることが当然予測されるところで、ほぼ海抜のない場所に、原発を何故建てたのか。今回の地震・津波が想定以上のものだったとしても、ほぼ海抜ゼロのところに建てるリスク管理の意識が全く理解できない。

〇建設後30、40年経つ古い原発を、何故、毒性の強いプルトニウムを用いるプルサーマル化したのか。リスクをきちんと評価していたのだろうか。

〇大震災後津波で障害を受けた原発を、当初、機能保持しようとしていなかったか。結果論になるが、対策が後手後手に回っている印象を拭えない。最初から、潰すことを前提に積極的な対策を打てなかったのか。

〇下記のブログでも論じられているが、「原子力安全・保安院」という組織が、恰も他人ごとのような報告をしていた。同院は、原子力行政では、権力を一身に集めた官僚組織だったらしい。このような組織に、原子力行政の「安全」を委ねていたとは・・・このような組織は、潰す必要がある。

〇放射性物質が拡散することがほぼ確実になった現在、政府・当局は、情報をしっかりリアルタイムに公表すべきである。

中京大学の武田教授のブログ、とても参考になる。

こちら

原発事故に対処するために働いておられる現場の方々には、改めてこころから感謝の意を表したい。

コメント

中部大学 武田教授

このかたはyoutubeで「核爆発がおきる」と話しておられます。原子炉と原子爆弾の違いを理解できてないお方のようです。原爆は連鎖反応を爆発的におこすために、燃えるウランのみで作られてます。原子炉はじわじわ反応がおこればいいので、燃えるウランの成分はすくないのです。原子炉で核爆発はおこりません。

いえ、爆発を水素爆発、水蒸気爆発、核爆発の三種類に分けて、前二者は起きうるが、核爆発は起きないと説明されていると思いますが・・・。核爆弾のウラン精製度は90%以上なのに対し、原子炉用のウランは、一桁台の精製度に過ぎないといった理由を上げて。デマでパニックを起させようという方ではないと思います。

メルトダウンの結果、再臨界状態に入る可能性はどうなのでしょうか。永続的ではありませんが、原発の近くで、既に中性子線が観測されているように報道されています。また、放射能測定値が、地域別に公表されるようになりましたが(この次のポストに挙げました)、福島市等問題はないのでしょうか。ピークの値であり、続かないと報道されていますが、20前後の値が1日以上続いているようです。

事実を知りたいのですが、政府当局の発表では、それが知りえません。

中性子が発生したというデータが新聞報道以外に見当たらないので、どのくらいでたのかということが不明です。最近公開されている第1原発のデータでは中性子量は測定限界以下です。

炉心がメルトダウンしたときには高温になっていて、水は水蒸気としてにげてしまいす。もともとBWRタイプの原子炉では水は核分裂から発生した中性子を減速して、次の中性子に吸収される確率をあげるためと、冷却または熱の運搬につかわれます。したがって水がなくなった状態だと中性子は減速せず、次の核分裂反応はおこりにくくなります。そのため連鎖反応がおこり、核爆発ということはおこりません。

問題はこの状態がいつまで続くかということです。同様な事故をおこしたスリーマイル島では近くの街はそのまま存続しています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%9B%E9%80%9F%E6%9D%90

政府の発表について、正しい知識とデータでもって、判断すべきです。これには東大の早野教授が原子核物理の専門家(私の友人も協力しています)だけでなく、気象、医学の専門家と連携をとりつつ、公開されているデータをもとに解析を行い、twitterで発言を行っています。 @hayano です。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/2026-989fcd33