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W5ZR 

昨夜の7メガは、波一つない湖面のように静かだった。北米方面に良く開けるようになってきた。7026では、ブラスパパ氏が、JA6の局と楽しげに交信している。

Bert W5ZRが呼んできてくれた。ALA在住のリタイアしたOMだ。別なところで彼のことは紹介した記憶がある。

こちら日本では、医療費は徹底して削減され、地域医療を担う医師が居なくなっている、crisisの状況だと簡単に説明した。あちらでも医療は問題だ、とのことだった。医療保険(民間の)が、医療費をカバーしきれないケースが多い、無保険の人がいるといったことがある。deductibleな額を決めておくと、保険料が安くなるようになっている。無保険の方は、大学が運営する慈善病院があり、そこで研究的な医療を受けることになる、さらに昨年から、高齢者のためのMedicareでは、それまで全額自費であった薬剤料が、数ドルの負担で済むようになった、とのことだった。

そのMedicareの薬剤費までカバーする話は初耳だった。薬がべらぼうに高いアメリカでは、それを自費で得るのが大変だという話をよく聞いていたからだ。

日本では、高齢者に容赦ない。自己負担を、どんどん上げている。さらに、近い将来、高齢者は定額医療となり、先進的な医療の埒外に放り出されることが決まった。また、入院ベッドは少なくなる。慢性疾患であれば、自宅での療養をさせられる。様々な選択肢があってよいはずなのに、既に固定化したこの路線を既定路線として、官僚は突き進んでいる。行政と政財界は、これまで日本を支えてきた、高齢者を見殺しにしようとしている、と言ってよい。

明日、1月26日には、福島県立大野病院事件の初公判が行われるはずだ。公判で争う内容を読んでみて欲しい。あの極めて医学的な内容を、法曹界の人間が判断するというのだ。勿論、鑑定人や証人も入るのだろうが、法廷は、この判断をすべき場所ではない。公平中立な臨床を知る第三者機関が行うべきことだ。

行政・政財界は、医療訴訟をむしろ促し、自分達に責任のある上記の医療の破綻を、医療者に押し付ける積りなのだろう。

米国のリタイアしたハムには、理解しがたいことかもしれないが、日本の医療崩壊を現に体験しつつある者として、知らせてゆかねばなるまい。

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