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福島原発事故 INES分類7に 

すると、保安院が今日発表していた。チェルノブイリの事故と同じ、最も深刻な事故と当局が判定したことになる。施設外に飛散させた放射能の量で、レベルを決めるらしい。その量はチェルノブイリの1/10と言われているが、環境・国民に悪影響を与える量である。

しばらく前に、茨城県の小児病院の医師が、メーリングリストで、「事故直後、手を放射能レベルを検知する機械でチェックすると、「除洗」が必要な表示になった。何度行ってもそうだった。」と記していた。恐らく、1,3号炉の水素爆発で、放射性物質が飛散し、同病院のある水戸市まで大量に飛散したのだろう。実際、15から16日にかけて、大気中放射能値が現在の数倍以上の値を示していた。それはピーク状であり、水素爆発に伴うものであるように思えた。

あの時点で、大量の放射性物質が飛散し、風に乗って、遠くまで飛来したと考えるべきだろう。その時すでにレベル7になっていたのではないだろうか。退避勧告を「念のためと称しながら」3.5.10さらに20kmと徐々に同心円状に行っていった。気象条件を考慮しない、いい加減な情報であり、かつ情報を出すのが遅い。当時、気象庁の放射性物質飛散予測を公表させなかった。状況の重大性を隠そうとする意図が、政府・当局にあったと考えざるをえない。本当の情報を、政府・行政はすぐに出すべきだったが、ようやく1ヶ月近く経ってから、その事実を認めようとしている。

あのピーク状に放射性物質が飛散した時期に警告を出していれば、屋外から室内へ退避できる者は退避しただろうに、当局・東電はそれを怠った。

また、こうして飛散させた放射性物質の核種毎のデータが出されていない。I131とCsだけでないはずだ。そのデータも公表すべきだ。プルトニウムやストロンチウム等々のデータを早く出すべきだ。

以下の記事は、今日午後の公表を前に、受け手の衝撃を和らげるためか、事前に予測記事をマスコミに書かせたもの。このように姑息的なことをせずに、情報は、迅速に出すべきだろう。こうした情報操作をしているから、流言飛語が飛び交うことになるのではないだろうか。



以下、引用~~~

最大で1時間1万テラベクレル 国際尺度、最悪の7も
2011年4月12日 01時28分

 ソ連・チェルノブイリ原発の全景。中央の矢印が4号炉の事故現場=1986年5月(タス=共同)


 福島第1原発の事故で、原子力安全委員会は11日、原発からは最大で1時間当たり1万テラベクレル(テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質が放出されていたとの試算を明らかにした。

 政府はこれを受け、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」とする方向で検討に入った。

 INESの評価によると、放射性のヨウ素131換算で外部への放射性物質の放出量が数万テラベクレル以上である場合は、レベル7であるとしている。

 原子力安全委の班目春樹委員長は、1時間当たり1万テラベクレルの放出が「数時間」続いたとの推計を明らかにした。

 1時間当たり1万テラベクレルの放出が数時間続けば、レベル7に当たることになる。現在は同1テラベクレル以下になったとみられるとしており、安全委は、放射性物質の総放出量については「検討している」とするにとどめた。

 政府は暫定的に「レベル5」としている現在の評価を見直し、レベル7に格上げすることの検討を始めた。

(共同)

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