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期待権の侵害 

期待権は、一つ下のエントリーへのコメントで記した通りの概念だ。それの「侵害」が、医療崩壊を引き起こしている。

医療訴訟についての盛書から、「期待権の侵害」について記された部分を引用する(あるBBSからの孫引き)。

引用開始・・・

「期待権の侵害」は、患者側救済の論理として機能している。(中略) 「期待権」が認められるのは医師に過失があるのが前提であり、その過失と患者が受けた損害との間に何らかの因果関係がある場合に限られる。

引用終り・・・

期待権の侵害が認められるのは、医師に過失があることが前提とされると明記されている。

毎日新聞 医療クライシスを記している記者は、このことを知らなかったのか。知らないで、医療クライシス等と言えないではないか。

そのように障害を持ったお子さんに、人間として、医師として、満腔の同情を抱く。

しかし、今回の記事で取り上げた産科医療のケース、医師に過失が認められないというのに、何故「謝罪」する必要があるというのだろうか。謝罪とは、過ちを認めて、その責任を負うことを意味する。最善を尽くした医師が「謝罪」するとは一体どうしてなのだろうか。

そのような道理の通らないことを、マスコミが恰も正当なことのように記事にし、報道して来たことが、却って医療不信を煽ってきた、医療訴訟を増やしてきたのではないか。

今回の毎日の医療クライシスの特集記事も底が見えた。マスコミの方には、地域医療現場に足を運んでもらいたい。そこで、実情をつぶさに見て欲しい。このような記事で、医療危機を論じてもらいたくない。

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