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ダウンサイジング 

仕事の量は、開業後数年目をピークにして、徐々に減っている(ただし、拘束時間は減らない)。収入も、診療報酬の減額もあり、減少の一途だ。以前からの目標である、リタイアメントに向けて、さらに仕事量・支出を減らすことを考えている。

その一環として、リースで使ってきたX線装置をリース終了とした(しつつある)。開業当初、現金支出を減らすために、この装置をリースしたのだった。相手は、医療界では(あまり良くない意味で)有名な某リース会社。当時は、それとは知らず、紹介されてリース契約を結んだ。結局、17年間その契約を続けてきた。

で、当初5年間のリース契約を終えた後も、再リースを毎年行い、それまでのリース料金の1/10程度を支払ってきた。トータルのコストは、装置の現金価格の2倍程度にはなっただろうか。リースも一種の借金だから、その程度のコストは仕方がないのだろう。が、X線装置を殆ど使わないのに、このコスト、さらにメンテナンスのコスト、手間が馬鹿にならないので、リース終了としたわけだ。

このリース会社の担当者、口ぶりはマイルドなのだが、要するに、慇懃無礼。こちらが契約書類を紛失したのが悪かったのだが、あちらも契約書類が見当たらないという。契約番号だけで、毎年再リースの請求書だけを送りつけてきていたわけだ。まずは、契約機器の製作会社名・製品名・シリアル番号等を教えろと言う。せっせとそれを調べて、FAXすると、どれがリース対象なのか分からぬとの言葉(X線装置と、付属機械が数点あるのだ)。それも何回かのやり取りで、X線発生装置、電源、それにコントロール盤だけということになった。ついで、装置の搬出の問題になった。電源装置の冷却用の油をこちらで抜き取っておいて欲しい、とのお言葉。それはできない、コストをこちらで持つから、処分を業者に当たってもらいたいとお願いした。搬出費用は、こちらももちであることは以前から知っていた。で、トータルの費用が、かなりの高額。他で調べた費用の2倍以上を提示してきた。こちらで代わりの処分業者を見つけるということにした。慇懃無礼な担当者と、電話でやり取りすること十数回。ほとほと疲れてしまった。でも、明後日には、長い間細々と当院の放射線診断を担当してくれた機器が、役目を終えて、出てゆく。

途中、困って、県医師会さらに保険医協会に相談したのだが、前者は電話に出た方は、応対だけは滑らかだったが、実際上全く相談にのってくれず(それなのに、様々な雑用を厚労省の手先になって末端医療機関に押し付けてくる)、後者が有用な情報を教示してくれて、別な処理業者の紹介をしてくれた。あれだけの高額の年会費を取る医師会は役に立たないことが良く分かった。あの市場原理主義のリース会社と医師会は、開業医の敵である(笑。

教訓、リースは最小限にすること。再リースを繰り返さないこと。できれば、再リースを2,3回繰り返したら、適切な価格で機器を買い取る契約が必要。リース終了時、搬出廃棄の費用は、リース会社持ちとすべき。開業当初は、滅茶苦茶に忙しく、ここまで気が回らなかった・・・。

もう一つ、開業以来お世話になってきた、会計事務所との契約も終了する予定だ。担当してこられた方が退職するのに合わせてのこと。これにもいろいろとあったのだが、詳述は避ける。これもダウンサイジングの一環だ。

ダウンサイジングの先にある、医院の譲渡、ないし閉院をどのようにして実現するか・・・それを考えて実行してゆく必要がある。

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