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決断 

来年4月で、閉院することに決めた。様々な理由があるが、それはまたこの計画が成就してから。

これまでもずっとリタイアすることを検討してきたが、複雑に絡む様々なファクターがあり、一向に物事を先に進められなかった。「えいやっ」と閉院時期を確定することで、そこから時間を勘定して、今実行すべきことを実行する。X線装置のリース機器の返還も、これに沿って実行したことだ。

この計画、まだ2,3名の方にしか明らかにしていないのだが、いやぁ、こうして私が消える状況になると、周囲の関係者の立ち位置、考えがあぶりだされてくること。

開業医は、あくまで孤独な職業だ。自分で決めて、自分の責任ですべて遂行しなかればならない。来年春以降、国は本気で開業医をつぶす作業にとりかかる。それによって、医療費を形だけ減らし、さらに勤務医が開業に『逃げる』ことのないようにするのだ。医療制度がどのようになるかはお構いなしである。一生懸命一緒に仕事をしてくださっているスタッフ、それに通ってきてくださっている患者さんに迷惑のかからないように・・・。

閉院には、かなりの不安もあるが、決めたら、前に進むことだ。米国の友人たちには、リタイアするぞ~と言って回っている。彼らに直接会うこともできるだろう。米国をぐるっと車で回りたい・・・。年老いた義理の両親への孝行も多少できるだろう。ハウスキーピングももっとしっかりできることだろう。料理の腕ももっと磨かなければ・・・。カミさん孝行もしよう。

朝、ふっと気が向くままに、信州に車で出かける・・・夢のような生活。でも、社会とのコネクションを何らかの形で保つことも考えよう。

コメント

長い間、お疲れ様でした。

国策として、近所に気楽に行けるお医者さんがいなくなるというのは、たいへん困ったことです。

ある時期のイギリスのようになってしまうのでしょうか。

重大な決断ですね?
サラリーマンは定年があってある程度覚悟が出来ますが、このようなご職業の場合は決断が大変だろうとお察しします。

でも、考えたらこれからの人生、自由で素晴らしいものですので是非謳歌下さい。
一層CWでもご指導のほど!GL

ありがとうございます。まだ乗り越えなくてはならない山がいくつもあるのですが、先が見通せるようになり、せいせいしています。

昨夜、Dave K6XGに、退職の予定を話しましたら、あちらでも気楽に見てくれる開業医が少なくなって困っていると話していました。あちらは、ペーパーワークの多さに、開業医が辟易しているようです。恐らく、医療訴訟の多さも開業医減少の別な理由なのでしょうが・・・。

おっしゃられる通り、NHSによって支配され、低コストを徹底したサッチャー時代の英国の医療に近くなるのかもしれません。行政は、外来数を「5%」減らすとしていますが、これは実質20とか30%の減少を意味します。一方、外来の医療費は減りこそすれ増えることはありませんから、開業医にとっては、冬の時代の到来になると思います。

もう、医療にかかる側になるので、気は楽ですが、医療制度は一体どうなってゆくのでしょう。

ronさん

おっしゃられる通りで、私にとって、定年がないことが問題でした。定年がないのはメリットでもあるのですが、いつまでもずるずる辞められないというデメリットもあります。

発つ鳥跡を濁さず、テイクオフしたいものです。

これで、いろいろなことができそうです。こちらこそ今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

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