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野菜の放射能汚染 

我が栃木県では、県内の農産物の放射能汚染サンプリングデータが、週に一回県のサイトにアップされている。こちら。最近は、検査するすべての農産物に汚染が認められぬという結論になる。

が、このデータを見て、疑問に思うことが幾つかある。

○3月15日、大規模な汚染が生じた日から、1週間程度の一番大切なデータが抜け落ちている。ライフラインは、回復していた時期であるから、データ自体はあるのではないだろうか。是非、公表してもらいたい。

○3月から4月中旬にかけて、IついでCsの汚染が進行しているのが分かる。『地域差』が大きいことに注目すべきである。汚染は、やはりspottyに生じている可能性が高い。ということは、よりきめ細かいモニタリングが必要なのではないだろうか。

○検出感度以下という表記があるが、検出感度が幾つなのか、記載されていない。データを素直に読めば、1の単位なのだと思われるが、データ表記上もっとも大切な事項を明記していないのは、様々な憶測を呼ぶ。

○これが一番の疑問だが、Iは半減期の短い核種がメインなのかもしれないが、Csは半減期が30年と長い。さらに、Csは、地中にとどまり、野菜類に吸収されることが知られている。3、4月にCsの高濃度汚染が起きた地域であっても、その後、汚染はあたかも消えたかのようにになっている。Csの汚染は、地域により大なり小なり続くと予測されるが、このデータはそれを否定するかのようだ。サンプリングの段階で、汚染の少ないことが予測される地点を取り上げるといった、恣意的な選択が行われていないだろうか。同じ地点での観測を時間を追って続けることが是非必要だろう

土壌のCs等の核種の汚染は年余にわたり続き、野菜類がそれをを吸収し、汚染されることは当然予測される。野菜類の吸収による汚染の起きやすさは、根の深さに関係するらしい。こちらに、野菜別のCsの吸収率の比較がある。

そもそも、日本の食物中Csの基準値、500Bq/kg、が高すぎる・・・規制値として甘すぎるのではないかという問題を検証しているサイトがある。こちら。わが国の基準値は、汚染地域からの野菜の輸入を想定した国際的な基準値の3倍、ドイツの基準値の実に50倍にあたるという。わが国の算定根拠にも言及されており、元来が、高度の被曝を想定した値であり、原発事故から時間が過ぎたら、汚染地域以外からの野菜が手に入るようになると想定した数値であるらしい。同サイトには、実際上推奨される基準値が記されている・・・もっとも、行政の行っているモニタリングのデータに信頼が置ければ、という前提がつくが・・・。

やはり、行政は何かを隠しているとしか思えない。

コメント

当然隠しています(笑)

 あちこちでささやかれてるとおり、東日本の農産物畜産物は妊婦子供には安全の保証がありません。
 真実のデータが政府によって隠されてる以上、疎開できる人は西日本に逃げるべきと考えるのは当然です。内部被曝の暫定基準値をEU並みにしない限り、政府の安全の言葉を小生は信用しません。
 あと、メデイアによく出るがんセンターの中川恵一君は放射線治療の専門家ではありますが、御用学者ですから彼が言う安全は信用してはいけません。
 先生のような小児科医の自然な感覚の方がよほど信頼できます(^^)

あれから、考えていたのですが、セシウムは溶点が28℃で、これから暑い日が続くと、溶け出して、地中深くに浸出してゆく、ということでしょうか。1年間で、5cm程度の深さまで浸出すると聞いたことがあります。現在まだ、根菜類の根に十分届いていないために、根菜類に吸収されぬということなのか・・・と考えていました。

でも、検出感度以下というのは『臭い』ですね。

スーパー等で野菜類の値段をみても、関東産の野菜は、かなり値下がりしています。人々は、関東産の野菜を購入していないということでしょう。農業生産者も、しっかり汚染をモニターして、汚染が酷ければ、率先して出荷を取りやめ、その損失を東電に請求してもらいたいものです。汚染が酷いホッとスポットには、土地改良等の対策を採ることもできることでしょうに・・・。

どうして政府・行政・東電に、国民が正しい情報の開示を要求しないのか、不思議です。

じわじわと一方では風評被害が進行し、またもう一方では、真の汚染が進むという状況なのでしょう。後者をはっきりさせないから、前者が酷くなるということを、為政者・行政は理解しないのでしょうか。

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