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箱もの行政の責任を追及できないものか? 

6月16日に記した、300床の3次救急病院を、当地に建設するという話題。金の出所が判明した。「地域医療再生臨時特例 交付金」だそうだ。ただし、総費用75億円のうち、25億円だけが、この交付金。残りは、地方自治体からの出費だ。

この新病院構想、本当に急に出てきた話らしい。関係する市長二人が決めてしまったものらしい。

統合される筑西市市民病院の負債30億円は一体どうなるのだろう。もし、これを新病院に負わせるとすると、その時点で、この病院は殆ど経営破たん状態からの出発になる。

また、365日24時間三次救急を担うという「マンパワー」がどこから湧いてくるのか?筑西市民病院は、大学からの派遣医師の撤退で、病床をどんどん減ら続け、震災後は診療所化しているのはすでに記した通り。一応、この新病院立ち上げに一枚噛んだという、現日医会長が医師を何とかしてくれるのではないかという期待を、行政サイドでは持っているとも聞くが、日医の会長といっても、動かせる医師を配下に持つわけではない。

当地から救急車で30分程度で搬送可能な三次救急病院は、少なくとも三つほどある。そもそも三次救急医療機関の需要がここにあるのかどうか、はなはだ疑わしい。手薄なのは、むしろ夜間休日の一次救急なのだ。その患者たちが、夜間近隣の三次救急医療機関に押し寄せているという構図なのだ。その負担も、医師会の夜間救急診療所のおかげで、大分軽減されてきているはずだ。

経営・マンパワー・需要の点すべてにおいて、大きな疑問符が最初からつく、この新しい「三次」救急病院、決して待ち望まれて誕生するわけではない。恐らくは、マンパワーが圧倒的に足りずに、建物を作ったは良いが、当初から病床をフル稼働できず、赤字が山のように膨らんでゆくことだろう。

地域医療再生のための基金、さらに地方自治体がつぎ込む資金、ともに税金だ。これで一体地域医療の再生ができると、行政は考えているのか。否、何も考えていまい。箱もの行政の利権しか、頭にないのではないか。医療が疲弊し、高齢化社会への準備が進まぬなかで、税金が、このように無駄な計画に使われるのを目の当たりにすると、大きな脱力感に襲われる。こうした無謀な計画を策定した行政責任者に、後から責任を追及できないものだろうか。



コメント

地震大丈夫ですか?

Atsuさん

おかげさまで、揺れ自体は大したことがありませんでした。揺れの時間が少し長かったかな・・・。

それよりも、暑いですね(言うまいと思えど、言ってしまいますね 笑)。夜中に目が覚めて、14メガを覗いていました。そちらも暑さが厳しいことでしょう。

記事と関係ない書き込みで失礼しました。被害ないようで何よりでした。
暑くてシャックに入るのが億劫になってますHi

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