FC2ブログ

『チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト』 

当地産牛肉が、昨日出荷停止となった。セシウム137に汚染されていることが判明したのだ。

県による、牛肉の汚染状況のデータは、先週まで、『検出されず』が続いていた。2,3日の経過で、どうして出荷不可となるほどの汚染が出現するのだろうか。県のデータに問題はないのか。セシウム137が検出されにくい部分を検査する等、恣意的な操作が加えられていなかったのか、大いに疑問だ。

以前にも記したが、汚染が牛肉に留まるとはとても思えない。そして、この汚染は、長い年月続くことを想定しなければならない。その被害を一番受けるのは、小児である。

『チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト』というサイトがある。こちら。チェルノブイリ周辺地域における放射能汚染(特にセシウム137による汚染)と、それへの対処方法の科学的知見について、米国で公開された論文があり、その翻訳を進めているグループの仕事らしい。東電福島原発による汚染にさらされている我々、特に小児にとって、極めて示唆にとむ内容だ。

注目すべきと思われることは・・・

被曝の9割以上は、食物に由来する内部被曝である。

〇汚染食物によるセシウム137の吸収を阻害する物質として、不溶性ペクチンが有望だ。実際に、プラセボとの比較で明らかな効果が認められる。

〇セシウムの水溶性の性質を利用して、食物を加工することにより、汚染を減らすことができる。

〇牛への飼料にペルシアンブルーを配合することにより、セシウム137の吸収を抑えることが試みられている。

食物中の放射性物質の許容量を、1mSvに置いている・・・わが国では、前のポストにある通り、17mSvと高い値となっている。わが国の『暫定』基準値はあくまで暫定であるべきだ

〇ベラルーシ・ウクライナの子供達を、放射能汚染から守る支援の国際的なネットワークが息の長い活動を続けている。

我々は、こうした情報をこそ必要としている。こうした情報を国や地方自治体の政策に生かしてもらわなければならない。

以下の項目をすぐに検討するように、政治・行政に働きかけようではないか・・・

〇高度汚染地域の人々の内部被曝の実測を進めること

〇食物の汚染を調べることは当然のこと、農地を主体として詳細な汚染マップを作り公表すること それに基き、除染を進めること

〇汚染等のデータは、恣意的な操作を加えずに、公表すること

〇この報告で示されたような、汚染防止・改善に効果のあると思われる方策を、すぐに取り入れること

〇現行の食物の暫定基準値を長期間用いることは許されない 遠くない将来に、本来の1mSvから求められた値に戻すこと

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/2227-a9b1f4af