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児玉教授インタビュー 

先日、国会で参考人として意見を述べた、児玉龍彦教授が、ネット上Ustream TVでインタビューを受け、その意見陳述について詳しく解説し、さらに呼びかけを行っている。

こちら。少し長いが是非視聴されることをお勧めする。

http://www.ustream.tv/recorded/16442790

私が視聴して、記憶に残った点を箇条書きしておく。

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○予測とシミュレーションによって、放射能汚染に対処する。SPEEDIが、情報の少なさ故に利用できないと言っていた行政は誤り。従来の、統計と疫学は、結果が出てからしか、問題に対応できない、すなわち実際上は、それではこの問題に対応できない。

○今回の原発事故は、環境汚染量が莫大で広範にわたり、これまでの限られた場所での高放射線量汚染に対する法体系では対処不可能。これまでの法体系の上位に立つ、法律・組織が必要になる。

○詳細な汚染マップを作る必要がある。これまでの1km単位の情報では大まかすぎる。地方自治体が、通り・家単位で汚染状況を把握する、ないし住民が測定する補助をすべき。

○放射能汚染に対処するために、民間の技術を利用し、官はそれを統合するプラットフォームを準備する。放射能汚染対処、除染等の技術は、民間の方が圧倒的に進んでいる。

○汚染地域の方々が、今後どのようにするか、移転するのかどうかといった決定をするのは、彼ら自身が行うべきだ。家族が離散するようなことがあってはならない。彼ら自身による決定を下すうえで重要な情報・手助けを、我々は行うべきだ。

○環境汚染の放射能量を減らす努力を始めるべきだ。

○放射能内部被曝による発がんは、ゲノムの修飾以外に、エピゲノムに変化が起きて、始まるのではないか。発がんに放射線量の『閾値』があるという考えは、誤っている。すなわち、低線量だからといって、発がんに結びつかないということはない。

○どのようなことであれ、各人が得意とすることを通して、この非常時を乗り切って行こう。

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笑顔を絶やさぬ、優しく穏やかな人柄の方のようにお見受けした。彼のように、新しい世代の研究者が、この非常事態を乗り切る先頭に立って下されば、問題はより早く確実に解決するのではないかと思った。気になったのは、あの意見陳述後、幾つかの政党から、政策に彼の意見を反映させたいと言ってきたというのだが、その政党は「小さな」政党ばかりであった、とのことだった。「大きな」政党は、メンツと官僚に牛耳られて、このようにダイナミックで斬新な考えにはついてゆけないのだろうか・・・。

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