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ワクチンが高価だ 

最近のワクチンは、高価なものが多い。

子宮頸がん予防ワクチンは、1回1万6千円弱の費用で、それを3回行う。公費負担があるので、接種を受ける方には負担がないが、いかにも高額だ。この内、医療機関の技術料は、2割程度に過ぎない(あのワクチン料金がすべて医療機関の収入になると誤解するのはぜひ止めて頂きたい)。残り8割は、製薬会社の取り分になる・・・と思っていたが、ネット上の情報では、この半分がワクチンの検定料なのだそうだ。検定料は国の機関が行っており、公費負担の半分近くは、厚生労働省の外郭団体に流れる構図らしい・・・残念ながら、この検定料の根拠となるデータを記録していないので、断言はできないのだが、話としては大いにありうる。

こうした価格設定でも、ワクチン製造販売をする製薬企業は、大きな利潤を得ているらしい。同じ会社が、新型インフルエンザを日本に輸出し、それらが使われなかったのに、コストを回収し大いに利益を上げたことが知られている。

髄膜炎を起こすインフルエンザ菌のワクチンの費用対効果比を検討した、厚生労働省委員会の報告が下記にある。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000yw9d-att/2r9852000000ywhv.pdf

諸外国の同比とわが国のそれを比較するといった検討をしているが、目につくのは、ワクチン価格がわが国でいかにも高いことだ。高い理由は分からない。もしかしたら、検定料なのかもしれないし、製薬会社の利益を上乗せしているのかもしれない。医療機関の得る技術料は、子宮頸がんワクチンと同じく、かなり低いレベルである。

わが国のワクチン行政は遅れている。ポリオを発症しうるポリオ生ワクチンを使っている先進国はない。でも、生ワクチンを使い続けている。この行政の犯罪的な無作為はどうにかならないのか。その一方で、高額なワクチン料金の設定によって、天下り組織に利益を還流しているようなことは、よもやあるまい・・・と信じたいが・・・どうも疑いを持たざるをえない。

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