FC2ブログ

ベビーブーマー世代がリタイアを迷う・・・ 

このところ、太陽面活動が活発のようで、ハイバンドが長時間開ける。今朝は、急患から呼ばれぬこともあり、午前8時前から昼近くまで、21メガで出続けていた。北米の東海岸から、100Wにシンプルなアンテナの局の信号が飛んでくるのを耳にすると嬉しくなる。

沢山の旧い友人達に会った。リタイアの話題になる、というかそれを話題に私が持ち出す。私と同年輩か、少し年上の連中、例えば、John W8FJ等は、まだリタイアしないという。Johnの場合は、自分で経営している動物病院を任せられる獣医師がいないということのようだが、多くの方は、現在の世界経済の不安定さ、先行きの不透明感を口にする。すでにリタイアした、Geo W0UA等も、今後の年金については心配があると言っていた。あと数年は仕事を続けるという方が多い。

米国の人々の多くは、政治家の責任と、移民等への社会福祉による負担の増大を、現在の不景気の理由にする。それに対して・・・私は、銀行経営者や、投資家のモラルと、制度に欠陥があるのではないか、と考える。政治家も勿論関わっているのだろうが、米国中心に回ってきた(回してきた)世界経済が、上手く機能しなくなっている。特に、莫大な余剰資金の投資先を動かす投資家が、経済を混迷させているように思える。その投資を、米国国外でスムースに行なわせようとするのが、グローバリゼーションの目的だったのだろう。他国に強制したグローバリゼーションの規則は、米国国内では骨抜きにされ、完全なダブルスタンダードになっている。もうこのシステムでは、世界経済は、バブルとバブル崩壊を繰り返しつつ、疲弊しきるのみ、というのが私の考えで、相手によっては、この線を披露するのだが、なかなか同意を得ることはない。

むしろ、大統領が変われば、経済もよくなるといったシンプルな考え方の方が多いような気がする。

私の考え・・・というよりも、スティグリッツ教授や、金子勝教授の受け売りなのだが、グローバリゼーションが世界経済に混迷を生じさせているという立場の正当性がやがてよりはっきりすることだろう。でも、そのときまで、日本経済、世界経済が持つのだろうか・・・。

いやいや、この時期にリタイアを決めること自体、かなり勇気のいることだ。多少の蓄えがあったとしても、インフレがちょっとでも襲ってくれば、それは紙切れ同然となる。

ベビーブーマーの世代で、リタイアをするかどうか、迷っているご同輩達が、世界各地にたくさんおられるのだろうなと思いつつ、交信を続けたことだった。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/2293-6a4b859b