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Baghdad Burning 

我々は、イラク情勢について、あまりに米国からの報道に頼りすぎていないか。イラクの人々にとって、アメリカは最早救済者では全くありえない。このようになることは、ブッシュがイラク攻撃を始めた時点で分かりきったことだった。

自慢めくが、あるBBSに、イラク戦争が始まったときに、必ず第二のベトナム戦争になるだろうと私は記した。宗教と、民族が入り組む、中東のパンドラの箱を開けてしまったのだ。状況は、文化・人種・宗教の対立をはらみ、ベトナム以上に深刻だ。

それは、国際政治を多少知るものにとっては、自明の理だったはずだ。そこには目をつぶり、何らかの意図を持って、ブッシュは戦争を始めた。時の小泉首相も、イラクに大量殺戮兵器があるからと、ブッシュを支持した。誤った判断を彼は反省していない。むしろ、イラク派兵を足がかりに、自衛隊の海外派兵を可能な法整備まで行った。

米国では、厭戦気分が蔓延するのに拘わらず、ブッシュはさらに軍隊を増派し始めている。日本や、他の西側諸国は、それを諌めたりはしない。自衛隊のイラク派兵が、イラクの安定化に何か寄与したのか。イラクではさらに多くの人々が死に、傷ついている。アメリカの若人は、すでに3000人以上戦死したようだ。

我々は、イラクの人々の声にもっと耳を傾ける必要があるのではないか。

本エントリーのタイトルに示すサイトがある。そこで、バグダッド在住の若い女性ジャーナリストが、イラクからの生の情報を発信しているとのことだ。

昨年の大晦日の記事で、ムスリムの宗教行事Eid期間中に、フセインを絞首刑に処したことを厳しく糾弾している。また、フセインが最後に発した言葉について、CNNが誤った報道をしていることも指摘している。

12月30日の記事で、2006年を振り返り、ブッシュが、アルカイダ以上に「効率的に」テロリストを生み出していると皮肉を込めて記している。

Bush has effectively created more terrorists in Iraq these last 4 years than Osama could have created in 10 different terrorist camps in the distant hills of Afghanistan.

私は、アメリカは既にこの戦争には負けていると思う。軍事でいかに一時的に優位に立ち、傀儡政権を打ち立ててみても、人々のこころは動かせない。子供達が、テロリスト遊びをしているとこのサイトの筆者は記している。

それを、我々は黙ってみていて良いのだろうか。

繰り返そう。イラクの人々の声を聴いてみる必要があるのではないか。日本政府にも、イラク戦争への関与について、厳しく反省してもらわないとならない。

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