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噴飯ものの外来定額負担制度 

今夕のニュースで、外来定額負担額を、反対が強いから、二段階に分けると厚労省が提案していると報じていた。

外来受診するたびに、一定額の自己負担を患者に課そうという制度だ。その集めたお金は、高額医療に回すという話だ。これまでは、一律一回100円ということだった。

新たな提案では、年収210万円以下の患者さんは、一回50円にするということだ。

夕食の準備をしながら、噴き出してしまった。

何としても導入したいと、厚労省のお役人がもみ手をしながら、何とかこれで納得していただけませんか、と猫なで声を出している図が目の前に浮かんだのである。

年収を区別して、外来で二段階の徴収にあたるのは、医療機関の窓口である。そこでの事務的な煩雑さを考えているのだろうか。お役人は、どうも医療機関は、自分の配下、部下、否奴隷と思い込んでいる。新型インフルエンザ騒ぎの時に厚労省が直接ワクチン配布を指揮して、我々は悲惨な目にあった。診療報酬自体も複雑を極め、間違いを起したら、すべて医療機関の責任になり、正当に医療機関が受けるべき診療報酬を取り上げられる。

もうこれ以上、複雑な制度にするのは止めてもらいたい。

患者になりうる皆さん、この金額は少ないし大した負担ではないと思うと、トンだ罠に引っかかる。どんな罠なのかというと・・・

この負担金は、本来保険料で賄われるべきもので、保険制度を破壊する第一歩になるのだ。TPPとの関連で取り上げられている、混合診療そのものなのだ。今後、この金額は、際限なく高額になる可能性が極めて高い。

高額医療に回すというのは、詭弁だろう。集められたお金を、名目上そちらに回すとしても、それで浮いた予算を他の項目を減らすことに使う可能性は十分ある。もしかしたら、官僚の天下り先の「支払い基金」の人件費に回されるかもしれない・・・。

この定額負担で生まれた会計がどのように処理されるのか分からないが、総務省が集めている電波利用料のように、省単位で取り扱うとすると、厚労省の新たな利権に結びつく。この可能性は、十分考えられる。

外来窓口で、患者さんの年収を確認して、50円か、100円いずれを徴収するのか判断し、それをお一人お一人に説明し・・・止めてくれ~~~

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