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2011を終えるにあたって 

英文ブログにも同じようなことを記したが、こちらでは簡単に・・・

今年を終えるにあたっての感想を記す。

4月29日に母を天に送った。世の中の常識から行けば、成功の人生ではなかったかもしれないが、良い人生を生きたと思う。特に晩年、認知症に冒されても、笑顔で人々に接し続けたのは、本人の努力ではないにせよ、人生の終末はこうありたいと思わせるものだった。家族に良い生き方の手本を示してくれた。

3月11日の大震災に始まる津波・原発事故も大きなショックだった。原発事故はまだまだとても収束したなどと言えない。関心を抱き続けなければならないと思う。

リタイアを決めたこと。一番の理由は、健康上の自信がなくなったことだった。お隣で開業なさっている産婦人科医も、何か大きな病にかかったらしく、新年早々2,3か月休診とのこと。大地震の起きた時、白内障の診断を受けた眼科診療所の駐車場でぼー然となり、揺れる電信柱を眺めていたことだった。リタイアは、しかし、新たなことを始める契機と考えたい。

無線では、多くの楽しい出会いがあったが、無線の交信内容が乏しくなっているような気がしてならない。CWopsからの退会では、波乱を多少生じさせてしまったような気もするが、やはり私は一対一の付き合いを基本に楽しんでゆきたいものだ。来年夏、シアトルにW7 FOC EVENT参加のために出かける予定。

音楽的な展開はなかったなぁ。フォーレのピアノトリオ1楽章を10月に聴衆の前で弾いたが、納得のゆくできばえでは到底なかった。そろそろこちらも引退かと思っているが、少しずつ練習だけは続けようと思う。バッハの無伴奏を少しずつ・・・。M君、何かやらないか・・・とブログで声をかけてみる 笑。

記憶力等能力的な減退を自覚し始め、意識的に読書を続けてきた。ここで感想を記した、シブリン著「バッハ無伴奏組曲」吉田秀和著「楽しむものに如かず」等に加えて、金子勝著「新・反グローバリズム」が印象に残った。それに、歴史特に日本近代史が面白い。日本近代史を理解する場合に、天皇制の問題が重要な問題になることを感じた。1990年代からの、fMRIによる脳科学の大きな発展に基づく、脳機能の様々な研究にも目が離せない。変わったところでは、学生時代に手に入れた波多野精一著「原始キリスト教」も面白かった。ざるのような記憶力に鞭打って、来年も勉強をし続けよう。

老いを自覚し始めた現在、英文ブログでも記したBrowningのGrow Oldという詩を座右の銘にして来年を生きてゆきたいものだ。

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