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双葉病院事件は終わっていない 

この震災・原発事故の際に、医療従事者が患者を医療施設に置き去りにしたと誤まった報道をされた「双葉病院事件」を、忘れるわけにはいかない。高齢の院長始め、スタッフがぎりぎりまで頑張り、最後に自衛隊の救助が向かうと知らされて、警察に促され、救出当日の未明にパトカーで病院を後にした、救出時に患者だけが取り残されたかのように見えた、という事件だ。

同病院の医師の方が、ブログで、この事件の経緯を明らかにしている。「博文会ブログ」こちら。淡々と経緯を記しているだけだが、読むと、当事者の方の無念さが伝わってくる。様々な報道番組・記事の引用があり、是非ご一読をお勧めしたい。

疑問と解決すべき問題は以下のようなことだろうか。

○他の医療機関は、早々に患者の避難が済んだのに、この双葉病院の患者とスタッフの救出が最後まで残されたのはなぜなのか。県・国それに自衛隊に、検証する責任がある。

○県は、自衛隊からの断片的な情報だけをプレスリリースしたが、それが適切であったか。県の救出対応の責任と併せて、明らかにすべきだろう。

○マスコミは、県からの情報で、「病院・医療従事者が悪い」というシナリオを作り、それに沿って報道し続けた。そうした世論誘導的な報道の在り方に対する反省が不十分だ。「患者の置き去り」ではなかったということが判明した時点で、報道の誤りを反省し、繰り返さぬための検証をすべきである。それがまだなされていない。

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