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診療報酬改定狂想曲 

中医協で、今春の診療報酬改定の作業が進められているが、大変興味深い(皮肉)議論がいろいろと行なわれている。

施設内を禁煙にしていない医療機関には、診療報酬上、減額する。医療機関で禁煙にしていない施設があるとは信じ難いが、禁煙という社会的なエチケットと、診療報酬を絡めて、罰則規定を診療報酬上与えるのは如何なものか。行政のこのような手法を認めると、行政に、際限なく診療報酬を減額する手段を与えることになる。大体、タバコの大幅値上げをせず、禁煙(すべき)場所で喫煙する不届き者を放置しておいて、医療機関に経済的なペナルティを与えるのは納得行かない。

もう一つ、m3の記事から・・・

「現在は「がん治療連携の拠点となる病院もしくはそれに準じる病院であること、また は財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機能評価を受けていること」という要件があるが、これを削除し、医師の人員基準をはじめ、他の施設基準を満たす病棟であれば、 「緩和ケア病棟入院料」や「緩和ケア診療加算」が算定できる案を示した。緩和ケアの推進が目的だ。」

とのことで、ここでも何回か取り上げた、日本医療機能評価機構のインチキ認定を、緩和ケア医療を行なう診療報酬上の要件にするという、理不尽な規則がようやく取り払われる。めでたいことだ。

日本医療機能評価機構には、産科補償制度という新たな金づるが出来たので、この収入源は必要なくなったということだろう。

そこで、この記事が報じる本音が面白い。この規則撤廃によって、緩和ケアを推進すること目的だ、というのである。これまで、日本医療機能評価機構が、緩和ケアの推進を阻害していた、と述べていることになる。この記事は正鵠を得ている。この記事の記者は、以前から、行政の医療搾取を分かっていたのだろう。でもね・・・なんでもっと早く問題にしないのかね、行政による医療の搾取を。

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