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残り4週間 

今日、午後の診療で、幼稚園児のKちゃん(妹)、Y君(兄)兄弟が、祖母に連れられて受診した。仲の良い兄弟で、同じ幼稚園に通っている。腕白盛りのY君は、前回、診察中に、私に股蹴りを一発くらわしてくれた元気いっぱいの子だ。今日はいつになく大人しかった。そして、Kちゃん、診察が終わると、「先生、辞めちゃうの?」という質問。

参ったなと思いつつ、「別な先生にこの診療所を引き継ぐんだよ」と説明した。お祖母ちゃんが、父上の知り合いから、私が引退することを聞いたのだと口を挟んだ。今後のことを説明し、心配しないように申し上げた。

こうして説明すると、多くの患者さん・その親御さん・ご家族は納得して、世話になったと言って、去って行かれる。これまで数年間、場合によっては、十数年間、診せて頂き、成長を見守っていた関係も、この1,2分の挨拶で終わりになる。仕事を辞めるとは、このようなものなのだろう。

患者さんにとっては、主治医は、多くの医師達のなかの一人。でも、主治医にとっては、お一人お一人がかけがえのない家族のような存在、というと、自らの立場を美化しすぎか・・・。Kちゃん、Y君兄弟は、父親だけの家庭で、まだ若いお祖母ちゃんが一生懸命育てている。あと、10年、20年したら、どのように成長なさっていることだろう。主治医としてでなくても、どこかで出会って、その成長ぶりに接したいものだと念願している。

後、残すは4週間。走り切ろう。

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