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近況 

いよいよ、私の診療所も終わりに近づきつつある。今日、医師会、保険医協会への退会届けを提出した。月末に、閉院届けを提出する。立ち上げるのにあれだけエネルギーを要した診療所の閉鎖が、紙切れ一枚でいとも簡単であることに改めて感慨を覚える。継承される医師の方も適宜顔を出して、引継ぎ、私の診療の見学等を行っている。

上記の退会届けを出すことで、気分はさらにさっぱりした。今後とも非常勤の小児科医として仕事を続ける積りだが、気分はとても楽だ。人生の秋休み、小春日和が待っていてくれることを期待しよう。

何やかやと言いつつ、無線には、朝夜出ている。主に米国の方にリタイアの話をすると、バラ色のリタイア生活を語る方と、仕事への思いが立ちきれなかったという方と二分される。職種の問題ではなく、その個人の感受性・人柄の問題なのだろう。私も、どちらかと言うと、後者だが、後ろを振り向くだけでなく、前を向いて歩み始めること、だ。

二、三日前、昨年の今頃のことを思い返していた。地震津波による犠牲者・被災者のことを思いつつ、原発事故による放射能汚染が存在の根底を揺るがしかねないという締め付けられるような気持ちでいた。ようやく、外に出て、草むしりをする気になり、必死になって草をむしっていたような気がする。相馬市から昨年秋に送られてきた、被災と復興の過程を記した「中間報告」を改めて読み返した。地震当日から、初期・中間期・長期の目標を立谷市長以下がしっかり立て、市民のことを良く考えて、ともに困難に立ち向かっている様子が記されている。特に、最初の、2,3週間の記載は手に汗を握るようだ。立谷市長は、「米と梅干があれば籠城できる」と会議で皆に檄を飛ばしている。これは、SPEEDIによる予測が出されなかったために、相馬市一帯の放射能汚染がさほどひどくないことが世の中に知られず、風評で、物流が止まってしまったことに対応する、現実を見据えた発言だった。より困難な状況にある、南相馬市に対して、援助の手を差し伸べていもいる。こうした事実があったことを、我々は忘れるべきではない。

低線量放射能被曝問題は、今後も続く。山野に降り注いだ放射能と、「除染」という名の汚染物移動作業で生活空間から除かれ別なところに移された放射能は、やがて海に流れ込み、そこで生物による濃縮が行われる可能性を今後とも考える必要があるだろう。放射能汚染により故郷を追われた方々は約8万人。そのかなりの割合の人々が、終生故郷に戻れぬことを忘れてはなるまい。

さて、また引っ越し準備を始める。少し重たい物を持ち上げて、太ももの筋肉を傷めてしまった。昔は、こんなことはなかったのだが・・・という、年寄りじみた、というか年寄りの繰り言がついて出る。来週後半には、仕事場のネット環境を自宅に移す。

コメント

こんばんは。ご無沙汰しております。
家族がみんなが持っている診察券も、いよいよプレミアムカードになりますね(笑)。当時、生後間もなかった娘も来月から小2。月日は経ちましたが、おかげさまでみんな元気に過ごしています。お役に立てそうなことがあれば一声掛けてくださいね。

いよいよです・・・何か、目の前が真っ暗で先が見えないような気持ちになることもあれば、バラ色の天国が待ち受けているように思えることも・・・どちらも間違いなのでしょうが。カード、将来価値が出るものではございません 笑。

そうそう、貴兄のサイトの感想を送ろうとしたら、あのアドレスでは送れませんでした。もしよければ、私信でアドレスを下さい。

私の方は、

nuttycellist2006アットyahoo.co.jp

です。

その内、アンプのメンテをお願いしようかなぁ。自慢ではありませんが、10年間以上中を開けておりません 笑。でも、自分で開けてチェックしてみます。無線ギシですものね。

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