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北米西海岸への旅 (6) 

7月29日、午前中にSan Joseを飛び立ち、LAへ向かう。

どうでも良い話だが、空港でのセキュリティチェック等の係員が、日本の同じ職種の方に比べるとぶっきら棒。愛想笑いもなければ、言葉は必要最小限。多国籍国家なので、あまり米国の言葉・習慣に慣れていない東洋人でも、自国の人間と全く同等に扱うということなのだろうか。また、セキュリティチェックの内容が厳しくなっていることも痛感した。日本での経験だが、成田で登場するときには、衣服での爆発物のチェックをされたりもした。何かテープのようなもので衣服表面の物質をはがし取り、それを微量分析装置で読むといった手順らしい。勿論、ネガティブだったが・・・。セキュリティチェックには最後まで緊張させられた。度々外国に旅行される方にとっては、当たり前の手続きなのだろうが、旅行中我々は慣れることはなかった。

LA空港には、Steve N6TTが出迎えてくれていた。初対面だったが、以前から彼の姿は写真で拝見しており、すぐに分かった。膝くらいまでのショートパンツにTシャツというのが、彼のいつものスタイルである。彼の住むManhattan Beachを過ぎ、徐々にリゾート地らしくなってくる。明るい黄土色の壁、タイルの屋根。太平洋が見え隠れする。40分程度で滞在するホテル、Terranea Resortに到着した。ゴルフ場のある大きなリゾート施設で、一部がホテルになっている。受付けreceptionistが早口でよく聞き取れなかったが、クレヂットカードを見せて署名した。後で分かったことだが、この時点で、ホテルのワンルームの部屋ではなく、会員制リゾートの施設であるバンガローにアップグレードされていたのだ。受付の職員は、説明しても分からないだろうと思ったのか、二コッとカードキーを渡してくれて、それで受付完了。

我々の滞在したバンガローから、他のバンガローを眺める。

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バンガローの内部。何しろ広々。2LDKの構造だが、洗濯機・乾燥機・冷蔵庫それに食洗機までついている。後で、シャトルバスのドライバーに聞いたところでは、会員は年に1万5千ドル支払い、年間8週間この建物を利用する権利を得るというシステムのようだ。日本でもバブルの頃に見聞きしたシステムである。多くの場合、会社単位で借り受けているようだ、とドライバー氏は述べていた。

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風呂。シャワーとバスタブが別になっている・・・どうでも良いのだけれど。トイレも二か所。洗面所もだだっ広く、シンクが二つ。件のドライバー氏によると、日本の電気・車の会社のお偉いさん達も良く利用するらしい。ふ~~ん、こういう生活をしているのか、と元貧乏医者は感心しきり。

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夕暮れ間近の風景。滞在中、大体晴れていた。いつも乾燥して涼しい風が吹いている。夜は長袖が必要。

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我々の滞在したバンガローの入口。夜になって、どうも予約した部屋とこの建物は違う、豪華すぎると気付き、小心者の私は受付に確認の電話を入れたが、こちらの心配が伝わらず。考えあぐねて、Steveに電話して、彼にホテル受付に尋ねてもらったが、privacyを理由に答えてくれぬ由。翌日、conciergeに尋ねて、ようやくアップグレードされていたこと、支払いは予約金額と同じに済むことを理解した・・・貧乏人の小心者はこれだから困ると思われたかもしれないが、説明をもう少し分かるようにしてもらいたかった、というのが私の感想。

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ホテル敷地から、LA側、即ち東側を望む。この一帯は、以前Marine Parkとかいうテーマパークがあったらしい。この近辺で生まれ育ったSteveは、その施設に子供のころ何度も遊びにきたと言っていた。ところが、1980年代に、その施設は移転。その後、一帯を高級住宅地として保存する意図が当局にあり、なかなか開発の許可が下りなかった、1990年代後半にこのリゾートの開発が許可され、3年前にようやく竣工したと、帰り空港に向かうタクシーの運転手から聞いた。環境保護にも力を入れていると、ホテルの説明文にあり、実際、亜熱帯を思わせる植物が多数規則正しく生育していた。雑草が見当たらないところが何とも人工的なのだが・・・。

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で、これだけ高級なリゾートに滞在したからには、高級な食事にありつけたかというと、専ら、海岸に向かって100mほど歩いたところにあるメキシコ料理の店でこんなものを頂いていた。この受付にも、最初、アウトド、インド?と尋ねられて分からず。「室内にするか、室外か?」と訊かれたことにしばらくしてから気付いた。でも、ウェイター・ウェイトレスは感じが良かった。アメリカの食べ物は、以前から感じていたことだが、サイズがデカい。これにビールを毎回飲んでいたら、カロリー過剰は必須。でも、二三回楽しむだけだったら、それなりに美味しく楽しい。日が暮れるころ、タコスをほおばった思い出は、きっと忘れない。

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次回が最終回の予定。

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