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黄金の時代 

今朝、14メガは過去数日の華やかなCONDXと別れを告げ、ようやく北米に開いているような具合だった。いつもは強力なBob W6CYXの信号も、せいぜい579程度。でも、ノイズや混信がないために、交信自体はスムースに捗る。1148回目の交信。

私の英文ブログに載せた「SOWP」についての感想を、Bobは語ってくれた。こちらのブログとほぼ同内容だが、こちらがその記事。

この記事を読んで、黄金の時代が過ぎ去ったことを感じ、寂しかったとのことだ。あと20年もすると、今の時代が良かったと思い出されるのかもしれないが、それでも今が黄金期とは言えないだろう、と。

そこに、驚くべき話題が続いた。Bobは、Stanfordの医学部にまず入ったのだが、勉強のすさまじさに嫌気がさし、工学部電子工学科に進路変更をしたのだった。で、工学部在学中に、プロの無線通信士の資格を取り、マグロや、鮭を取る漁船に乗り込み、ペルーやアラスカ沖に何度か出かけたというのだ。無線通信以外に、当時はGPSもなかったので、船の位置を測定する仕事もしたらしい。3年から4年に進級する際には、1年間大学を休学し、航海の仕事に従事したそうだ。いやぁ、驚きである。収入も良くて、大学の学資を賄えたし、スポーツカーも自分で買ったというのだ。彼の船のコールサインはKISC。この話はしたことが無かったっけ、とこともなげに訊く彼に、いやぁ、凄い話だ、是非自伝を一つ記したらどうかと勧めた。彼は、仕事のキャリアーの上でも、波瀾万丈(とまで言えないか・・・)の経歴の持ち主なのである。要するに、自分の望む道を歩むことを徹底して生きてきた方なのだ。

その元R/Oである彼の見解では、アマチュア無線はさらに斜陽になるだろう、これからはインターネットの時代だ、だが、ちょうど自動車に皆が乗るようになっても、趣味として自転車に乗る人々がいるように、アマチュア無線も存続し続けるのではないか、ということだった。確かに、穏健で常識的な見解だ。で、そのアマチュア無線のどのような楽しみ方が永続的な楽しみ方になるのか、という点では、彼は特に意見はない様子。彼は、今でもDXやコンテストに顔を突っ込む・・・ただし、その競争の真っただ中に入ることはしない。楽しみ方は主観の問題なので、それをことさら問題にすることはないのではないか、と彼だったら言いそうだ。確かに、それも一つの見識かもしれないが、やはりこれから先細って行くであろうアマチュア無線の世界で何が本物なのかを見極めることも必要なのではないだろうか。次回の彼との議論のテーマはこれだ。

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