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昨夜の地震で考えたこと 

昨夜の地震は、自宅で自分の部屋にいるときに起きた。地鳴りを伴い、徐々に大きくなる揺れは、3.11を思い起こさせた。急いで台所に行き、ガスの元栓を閉めようとしたが、分からない(コンロの下のスペースにあることが後に判明)。食器棚から食器が落ちないか見ながら、台所に立ちすくんでいた。幸いなことに、そうした落下物はなし。後で、寝室に入り、ベッドの脇に積み上げていたCDが、見事に崩れ落ちていた。

この地震の揺れ自体は怖くはなかった(あの3.11の時も、某医療機関の廊下で立ちすくんでいたことを思い出した)。が、福島第一の四号炉のことが頭に浮かんでいた。あのぼろぼろになった四号炉建物の上部にある、使用済み核燃料冷却プールが壊れて、核燃料が飛散したら、その時点で、同原発はアウトになる。千数百本の核燃料は、水中から出ると、人を寄せ付けぬ放射線量を放ち始め、温度もどんどん上がる。それにより、福島第一から作業員は全員撤退することになり、他の原子炉の維持管理ができなくなる。で、爆発なり再臨界が起き、それによる放射能の汚染は、関東地方にも及ぶことだろう。米国当局が、四号炉が危ないと当初考え、80km圏内から米国人は退去するように指示をだした。結局、それは杞憂に終わったわけだが、そうなる危機は今も続いている。

考えてみるに、神戸の大震災以降、日本は明らかに地殻変動の活動期に入った。大地震が起きる確実な予測も立てられている。地震が、原発に対して、直接の破壊をもたらす、または津波などによる二次的な破壊を生じる可能性がある。現在、大飯原発等で、直下に通る断層が活断層かどうかで議論が行われている。それはあまり意味がないのではないだろうか。直下の断層でなくても、すぐ近傍の断層が原因で地震が起き、それが原発に対して、破壊的な影響を及ぼす可能性がある。大体、分かっている断層が、すべてとは限らない。3.11の地震が起きた海底断層の状況は、地震が起きるまで知られていなかった。

日本が地震多発地帯に位置し、さらに地震活動の活発な時期に入っている、ことことだけが確実な事実だ。そこに50基以上の原子炉をかかえ、大量の使用済み核燃料を保持している。これは、どう考えても、国民の安寧を害する状態と考えるべきだろう。このような国土で原発を今後も維持することは不可能である。やってはいけないことだ。そのことから、ものごとを出発させないといけないと改めて思う。

コメント

i agree with you.

4号炉の使用済み燃料棒の移動は
少し早めて作業が始まるようです。
ただ、時間は どのくらい掛かるか
は現在は、未確定みたいです。
(簡単な予想はできるけれどあまりにも
 ”想定外”が多いので予想の意味がない)

使用済み核燃料が結局悪さするのだから
原発動かしても 動かさなくても同じなんだから 動かすのも有りかな?と一瞬思いましたがこれは誤りであることに気がつきました。

動かしたら どんどん これからもどんどん使用済み燃料棒が増えるので 保管や処理できず NGなのでよね。

また、一部では、最近ほんのちょっとの
時間だけ原子炉建屋近傍に行ってみて 現在
の自分は大丈夫だから 問題ない という
人が居て ガックシきています。

 

四号炉の使用済み核燃料の排出を来年末から始めるという話ですね・・・でも、クレーンをプール上に設置して、被曝に注意しつつ、また落下事故等決して起こさずに、順調な工事が始められるのは何時になることでしょうか。何しろ、使用済み核燃料の扱いは難しいようですね。四号炉の問題を、マスコミは扱いませんね。

それと、臨界を止められた核燃料は、冷却されている限り指数関数的にそのエネルギーが減少しますから、実際に稼働している原発の危険性は、やはり使用済み核燃料とは比較にならぬほどに大きいのではないでしょうか。

原子炉の冷却がストップすると数時間以内に核燃料の溶融が始まり、1,2日で下手をすると爆発しますからね・・・。「原発を安全に稼働させる」ということが、本質的に無理なことなのでしょうね。原発の重大事故が起きたら、コントロールしえない、ということですね。

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