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体調とCW 

CWのキーイングの状態で、話などをせずとも、その方の精神または身体の状態まである程度想像することができる(ような気がする)。今夜、いつもの交信相手であるSteve N6TTが颯爽と現れたときに、それを改めて感じた。彼は、不眠の傾向があり、よく4時間しか眠れなかったなどと言うことがある。その場合は、こういうのは何だが、よれよれのCWのことが多い。そうした場合は、CWを叩くのが大変で、しばらくぼーっと聞いていることが多いらしい。今夜は、月光仮面(古い?)が颯爽と現れたかのようなキーイングであった。スピードは30WPMは優に超え、35WPM程度だったろうか。単語間のスペースも、かくありなん、またはかくあるべきという壺にぴったりと収まっている。今日は、90%覚醒だね、と言って交信を始めたのだった。想像通り、彼は十分睡眠を取ることができたらしい。画像は、息子さんと共同経営している仕事の看板を、自宅のガレージで自慢げに紹介するSteve。

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今夜の彼と対照的なキーイングで思い出すのは、Steve WA6IVNの晩年のキーイングだ。それまで、股の切れ上がったと表現すべきキーイングでいつも現れた彼が、スピードは上がらず、単語間隔は十分取れず、さらにミスキーイングが多い状態で呼んできたことがあった。1991年、私が三度目に米国に旅立つ直前だったろうか。以前にも記したが、ある種のリンパ腫に若い時期から侵されていた彼が、二次がんとして、メラノーマを発症し、脳への転移も起こした時期だったか・・・とても辛そうだった。だが、無線をすることが、生きる証でもあったのかもしれない。その後、数か月して、彼の訃報を受け取ったのだった。

不眠程度というとSteve N6TTには怒られるかもしれないが、お互いに、多少の波はあっても、健康で、もうしばらくCWを楽しんでゆきたいものだ。

体調が悪い時には無線などせず休むべきだが、もし相手のキーイングに普段と違う様子があったら、それは精神身体的な不調を意味しているかもしれない。

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