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exJA1APF 

今夕、静まり返り、あまり応答の無い7メガで延々とCQを出していたのだが、40年物のHK3Sを使ってCQを叩いていて、ふとexJA1APF尾関氏のことを思い出した。

尾関氏は、自宅が埼玉、仕事場が当地よりもやや北部の高原地帯にあって、週末だけ車で自宅に戻る生活をしておられた。430メガのFMでたまたま知り合い、お付き合いをさせて頂く様になったのは、もう25年ほど前のことだ。彼が、週末、仕事場から埼玉の自宅まで2時間以上かけて車で帰る時、こちらの時間が許せば、430でいろいろと話をさせて頂いたものだった。しばらくすると、そのドライブの中間地点にあたる我が家に寄ってお茶を飲んでいって頂くようになった。

彼は、アマチュア無線復活間もない昭和30年代に全て自作のリグで免許を下ろされた方で、様々な機械・アンテナを自作していらっしゃった。今夕、使ったHK3Sのボールベアリングを交換し、グリースを入れ替えてくださったのも彼だった。それで、ふっと彼のことを思い起こしたのだろうと思う。ローカルの方が、V/UHFのビームを上げるときにも、気楽に手伝っておられた。

私の家族の体調が悪くなった時に、彼は家族のように連絡や、病人を医療機関に運ぶ手伝いをして下さったことも思い出した。今夕、家内と、彼のことを改めて話題にして、本当にお世話になった方だということを思い出した。

私が大学を辞する少し前、10数年前になるか、早朝、近くの基幹病院の救急外来から、電話がかかってきた。尾関氏が体調を崩し、そこに運び込まれ、私に連絡して欲しいと言ったとのことだった。1時間近くかけて、駆けつけると、彼は既に心筋梗塞で逝去なさった後だった。御家族も駆けつける前だった。私一人で、彼と最後のお別れをそこで行った。具合が悪くなった時に、私を呼び出せと言って下さった彼の信頼に応えることが十分であったか、自問することもある。まだ50歳代半ばであった。亡くなるにはまだまだ早すぎた。

HK3SでCWを叩くたびに、彼のことを思い出すことにしよう。

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