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追求して止まぬ 

過日、Tom K7UOTと交信した折、彼のお嬢様Jenniferのことを伺った。ユタのブリガムヤング大学でチェロを専攻し、大学院まで行った。イリノイに近々移り、ショービジネスの世界で仕事をするようになるらしい。舞台マネージメント関連の仕事のようだ。私がチェロを弾くか確認したうえで、彼女のリサイタルのCDを送ると申し出てくださった。恐縮しつつも、ありがたく頂戴し、お聴きしたいと申し上げた。

数日後、そのCDが送られてきた。自分で録音したものを焼いたCDらしい。CDに手書きで、演奏者の名とリサイタの記録が記されていた。早速、プレーヤーにかけた。ラフマニノフのソナタ等の演奏である。かなり楽器近くで録音したようだ。生々しい音でチェロが迫ってくる。当然のことながら、基礎的な訓練を受けた演奏者らしく安定感がある。早いパッセージ等では多少の瑕疵があるのだが、自分を楽器で表現したいという意欲がひしひしと伝わってくる。若々しい熱い意欲が聴く者を引きこむ演奏である。

Tomには、楽しませて聴かせて頂いたことと、Jenniferには、仕事では演奏活動から離れても、演奏自体は是非続けてくださるようにと書き送った。演奏者としてのキャリアーを離れ、マネージメントの世界に進むことを決心する上できっと葛藤もあったに違いない。だが、あのまっすぐに何事かを追い求める姿勢で生きて行けば、きっと新しい世界が彼女の前に開けるに違いない。若いことは、何事かを追い求めて止まぬ時代であることを改めて思った。

で、彼女に少し刺激された老骨たる私も、しばらくぶりにチェロの練習を始めた。あぁ、目がもっとよく見えて、そして譜面の記憶力と、弓をコントロールする力と、それに表現する能力があれば、もっと楽しいのかもしれない、と思いながらも、ぎこぎこ続けている。

当面練習する曲は・・・これ・・・。シュタルケルが、ややロマンチックなバッハを聴かせる。

何時かは私もYoutubeにアップできるように・・・。

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