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単語から文章へ 

昨年秋始めた、CWについてのメーリングリストで、いろいろな方と様々な議論をさせて頂き、いろいろと教示頂いている。最近、ある方から、単語は(暗記)受信できるのだが、文章の受信(理解)につながりがたいということを伺った。

それに対する、私の応答は、以下のようなものだった。

CW受信のプロセスが、文字で読むことと相同、ないし近似の現象であるとするならば(この仮定は、すでに論文になっており、このブログでも紹介済み)、英語を読む際に、単語は分かるのだが、文章理解につながらないということなのだろう。

受験時代に、単語帳で単語を詰め込んだが、長文読解の成績が上がらぬ、という良くあるパターンである。英語の専門家でもない私が言うのだから、話半分に読んで頂きたいのだが、この壁を突き抜けるために必要なことは、平易な文章を速読することなのではないだろうか。

文章を読み進めて行くときに、文章の構造を、ほぼ直感的に把握し、さらにそれまでの文脈を参考にして、その文章の意味を短時間のうちに(というか読むと同時に)把握する、という訓練だ。CW交信で送られてくる文章は、留まっていない。すぐに意味をとらないと、過去の時空のなかに消えてゆく。

繰り返すと、そこに至る文脈から、そこで議論されていることを推測すること、さらに同時に文章の構造を直感的に把握する力を養うことだ。往々にして誤解されるのは、英文法の詳細な知識をもとに、文章を解析し、そのうえで正確な訳を行うという行き方だ。これは、英文学や、大学受験の英語では必要になるのかもしれないが、それほどにsophisticateされた英語は、普段使われない。また、nativeが良く用いるslangなども、知っていればそれに越したことはないが、普段の交信では不要だ。分からなければ聞けば良いだけ。ある単語が、文脈全体を理解するうえで必要なものかどうかを判断できれば十分だ。

誤った訓練は、専ら送信をモノローグで繰り返すこと、それにCWの音の塊として単語を取れるようにすることといったことだ。基本は、平易な文章を即座に読めるようにすることだ。

と、以上は英語の素人の戯言である。

コメント

Hさん

コメントをありがとうございます。

単語をまずは確実に覚えることは前提ですね。

その後、そうした単語を含む、「簡単な」文章を速読することが必要です。MLで話題になった国広式学習法を援用して、繰り返し音読するのも効果があるかもしれません。単語や、文法が意識せずに、自ずから読み書きする英文のなかで利用できるようなるまで・・・。

その際に、頭のなかで行われていることは、一つは、キーワードの探索で、それに注目すること。

もう一つは、前後の脈絡から、どのようなことが話題になっているのか、ひいては、次に現れるであろう単語は何かということを意識することです。このプロセスは、自ら意識するというより、速読をする過程そのものでしょう。

最後に、やはりオンエアーで、定型的な言い回しに慣れることもやはり必要です。お天気、リグ、アンテナ、自己紹介、家族紹介、他の趣味といった良く出る話題を、nativeがどのように話題にするかを理解することではないでしょうか。でも、こればかりだと、少しバリエーションがある表現で行きづまりますので、あくまで参考程度になさった方が良いでしょう。いくら例文を覚えても、読む、受信する表現全体をカバーしきれるものではありませんから。

と、これまたど素人が言いたい放題を記しましたが、参考になれば幸いです。

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