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地域医療再生交付金とは一体? 

地域医療再生交付金を政府が地方自治体に交付することになり、あちらこちらであたふたと、それを利用する計画が立ち上げられている様子だ。当地でも、二つの地域の基幹病院を統合して、300病床の新しい救急医療を担う病院が計画された。以前このブログでも取り上げた。だが、あまりに性急すぎた計画だった所為か、または医療現場の意見を殆ど聞かずに進めたためか、今のところ、その計画は延期になった様子。

宮崎県県立延岡病院では、立派な救命救急センターが、同交付金を用いて完成した様だ。しかし、ヘリポートも備えた、立派な三次救急施設らしい。だが、驚くべきことに、救急医療を担うスタッフが、3名での出発らしい。この病院のウェブサイトを見せて頂いたが、他の科、小児科とか循環器内科とか救急では八面六臂の活躍をすべき科で、必ずしも多数のスタッフがそろっているわけではない。これで、三次救急が担えるのだろうか。他の科では、医師が減っていることや、科自体が休診になっていることも記されている。

地域医療再生交付金とは、一体何だったのか?ずばり、箱もの行政そのものだ。地域医療のことなど何も考えていない。こうして、人的なスタッフ充足の見通しの立たぬまま、無理やり出発した医療機関が、どのような経過を辿ることになるのだろうか。そこで働く先生方には決して無理をなさらぬようにと祈りたい。3名で三次救急は、如何にも無理だろう・・・。


以下、引用~~~


宮崎県立延岡病院 新救命救急センター完成、受け入れ始める
13/04/02
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社


県立延岡病院:新救命救急センター完成、受け入れ始める /宮崎


 県北唯一の第3次救急医療機関である延岡市新小路、県立延岡病院(楠元志都生院長)の敷地南側に新救命救急センターが完成し、受け入れを始めた。

 屋上にヘリポートを併設した鉄筋3階建てで、総事業費は地域医療再生交付金6億4000万円を含む8億5000万円。診察室や処置室、CT室、救急透視室などを備えた診療スペースは約1890平方メートルで、今までの約7倍になった。

 これまで約1・5キロ離れた大瀬川河川敷ヘリポートから約20分かかった患者の救急搬送は、ヘリポート併設で約5分に短縮される。

 田代啓二事務部総務課長によると、ヘリによる患者搬送は切迫早産など産婦人科関連が多く、昨年4月から防災ヘリ13回、ドクターヘリ19回の搬送があった。今後は年間50回程度に増えると見込む。センター長の竹智義臣医師は「受け入れ態勢充実で、搬送数の増加にも対応できる」と話した。専任の竹智医師を含めた医師3人体制でスタートする。【荒木勲】

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