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周波数の優先権にまつわるマナー 

周波数の優先権にまつわるマナーについて、某BBS、某MLで話題になった。私の見解を記してみる。

A局が、ある周波数でCQを出し、B局がコール、交信を開始。交信終了時、C局がB局をコールした。

さて、B局はどのように対応すべきか、という問題だ。

〇その周波数を用いる優先権は、A局にあるので、原則、B局はC局への応答を諦めるか、別な周波数に移らねばならない。

移るためには、C局のコールを手短に送信し、移動する周波数を指示する。その場合、2KHz UPのように具体的に指示するのが普通。短点の連続を送信しつつ、移動する等というのは邪道。

B局は、移動する周波数にすぐに移り、そこが使用中でないかを確認する。その後、おもむろにC局をコールする。

〇例外的な状況もある。

まず、A局が交信中、ないし交信終了時に、QRTする意向を表明した場合、B,C局は、その周波数で交信を開始できる可能性がある。A局が、最後の送信時にCL(closing down)と打電する場合等である。某BBSでは、CLではなくVAとA局が打電すれば、それでその周波数の優先権が消滅する、という意見を述べる方がいたが、それは間違いだ。VAは、交信終了をアナウンスしているに過ぎないからだ。

ただし、この例外にも問題がある。A局が交信終了時にQRTの意向を示したのに拘わらず、A局を呼ぶ別なD局がありうるのだ。B局にD局の信号が聞こえぬということは、HF帯での交信では日常茶飯事。なので、上記の例外の筋書きで新たにB局がC局と交信を始める際に、丁寧な手順を踏むとすると、

A(局のコールまたはハンドル) CAN I USE THIS FREQ?

といった断りを入れることが望ましい。それに対して、

B(局のコールまたはハンドル) GA

といった返答が、A局からあれば、その周波数に居残ることができる。

また、A局が、例えQRTに意向を示していなかったとしても、B局が呼ばれていることを知って、

STAY ON THIS FREQ I WILL QUIT HERE

または、簡単に

B(局のコールまたはハンドル) GA

といったメッセージで、B局にその周波数に残るように促す場合もある。その場合は、B局はA局に簡単に礼を述べて、C局との交信を開始する。

まぁ、オンエアーでしばらくワッチを続ければ、このような運用マナーは簡単に身につくはずだ。

ポイントは、周波数の優先権が、CQを出して交信を開始した局にあること、その局の指示に従うことの二点だ。

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