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センチメンタル ジャーニー  

昨日、思い立って・・・というか、草むしり、夕食作りと無線、わずかな読書に少し飽きが来て、感傷旅行かつ突貫ドライブに出かけた。行き先は、信州・安曇野それに姫川渓谷。これまで何度となく行ったことのある地域だ。

午前10時頃、北関東自動車道から関越道を経て上信越道に乗った。平日とあって、すいすい進む。碓井峠の手前で降りて、横川から碓井峠、軽井沢の下の道を行くこともちらっと考えたのだが、先が長いと思い、高速を走ることにした。

北関東道。ガラガラ。天気が不穏だったが、一応晴れている。出発時はハイテンション。

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20年程になるか、母と二人で信州を旅したことがあった。ここでも何度か記した記憶がある。三泊四日の短い旅行だった。当時は、まだ上信越道が開通していなかったのだったか、下の道を走った。横川の峠で昼時となり、横川駅近くのドライブインで釜飯を食べた記憶がある。横川のサービスエリアに立ち寄り、そこで釜飯はないものかと探したが、見つからず。これの内容が釜飯だ。でも、釜飯という名がついていない。商標権の問題でもあるのだろうか。

にこにこしながら釜飯をほおばっていた母の面影が浮かぶ。

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上田の手前のインターで降りた。118号線だったか、上田方面に少し走り、鹿教湯を抜けて松本にでる道を走るつもりが、その道への曲がり角を通り過ぎてしまい、前進。上田から安曇野の方に抜ける峠道(後で調べると、143号線から277号線)を走る。カーナビ上、ワインディングしているので、山道走行が少し心配だったが、時間はたっぷりある。それに、私の辞書には「後退」という文字はなし・・・。でも、かなりキツイ山道だった。1時間弱走ったか。途中、東条湖というダム湖があった。湖水は、深い緑色。車の往来は皆無。

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その後山道、田舎道を安曇野方面に走り、池田町に出た。見覚えのある街道だ。やがて、懐かしい青木湖が目の前に広がった。この辺り、とても静かになっている。長野オリンピックの前後は、街道沿いにけばけばしい飾りが並び、バブリーな民宿が軒を並べていたものだが、そうした装飾・建物はきれいさっぱりなくなっていた。昔は、湖にボートをこぎ出している人々がいたものだが、そうした人影もなし。リゾートとしては、かなり減収になっているだろう。が、昔を知るものとしては、この変化は少し嬉しい。

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大学オケの合宿を、この先の神城というところで行っているときに、この湖に友人たちと遊びに来て、遊泳禁止のこの湖を泳いだことは以前書いたかしらん。2,3名がボートに乗り、残り2、3名が水泳着になり、泳いで渡ったのだった。

その遊泳のあと、1時間程歩いて、合宿所まで帰るのだ。疲れは全く感じず。その道は、バイパスができたせいか、昔通り交通が少なく、ひっそりとしていた。ぺちゃくちゃおしゃべりしながら歩いた道が、40年前と同じ風情で目の前にある。あの当時から、私は、精神年齢が変わっていないのかもしれない、あれよりも先に進んでいないのかもしれない、という思いが、ふっと心に湧き上がり、苦笑いをしてしまった。

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大糸線、神城駅。当然のことながら、40年前とは、駅舎が違う。以前は、木造の小さな駅舎だった。新宿発、信濃森上・小谷行きの急行「白馬」に乗ってここまでやってきたわけだ。一度、楽器トラブルで東京まで戻り、その後夜行でとんぼ返りをしたこともあった。登山客がたくさん乗っていた。今はあのような夜行の登山列車はないのだろう・・・。

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プラットフォーム、それに陸橋は昔のまま・・・。

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オケの合宿所「やまや」への線路沿いの近道。オケが終わりに近くなると、先に帰宅する指揮者の尾原先生を見送ったり、先に帰郷する友人を送ったりした道だ。

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「やまや」。建て増しをされ、また建物も更新されたのだろう、大分様子は違うが、昔通りに存在していることに感激。左手、木々の後ろに練習場がある。

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その練習場の南側にある、小高い丘と、手前の小川。練習しているときに、この風景のすくなくとも一部が目に入って来ていた。当時練習していたベト1、小組曲等を聴くと、この風景、それに山から吹いてくるそよ風を、あたかもそこにいるかのように感じたものだ。

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神城の民宿街も閑古鳥が鳴いていた。お隣の白馬は、街道沿いにちょっとした小軽井沢みたいな賑わいだったのだが、あちらもシャッター通りとなっていた。冬場にスキー客で少しはにぎわうのだろうか。

姫川渓谷は、多数のトンネルが開通し、糸魚川まであっと言う間についてしまう。本当は、どこかで宿をとって、泊まる予定でいたのだが、適当な宿が見当たらなかったのと、家心がつき、帰宅することにした。

糸魚川までの姫川渓谷の下の道は、かなり曲がりくねり、絶壁を走るようなところなのだが、今回は時間的にパスしてしまった。また一度戻って、ゆっくり走ってみたいものだ。

途中、母と宿をとった風吹荘という民宿に寄ってみたが、「本日終了」の看板がかかっていた・・・本日だけでなく、ずっと終了なのではないだろうか。

糸魚川の日本海に面したところにあった、「五洋水産」という料理屋もなくなっていた。そこで昔食べた、あら汁は旨かった。直江津まで下の道を走り、陽が落ちるのと同時に、高速にのり家に急いだ。

こんな無茶なドライブは、もう無理・・・。だが、安曇野から姫川にかけての風景、風物は、お気に入りではある。

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コメント

少し強行軍だったようですが良い旅でしたね?

一部の場所は以前にこのブログで知っていたところもあるので、何とはなく情景がうかぶ感じで楽しませて頂きました。

最近は、このような旅にも行けていないわが身を、若干残念に想いながら羨ましく読ませて頂きました。

コメントをありがとうございます。あは・・・青木湖の画像等は何度も過去に載せていましたね・・・。貴兄の場合は、なかなか自宅から離れることが難しいのですね。私も雑用が多く、えいやっと気合を入れて出かけましたが。でも、こんな強行軍は、もう無理だと悟りました。8月には東京でお目にかかりましょう。

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