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海洋汚染を米国の友人に尋ねられた 

昨日、4月以来の交信をした Bob W7BVが、話の途中で突然福島からの放射性物質の汚染で影響を受けていないかと尋ねてきた。海への汚染が続いていることが念頭にあるらしい。太平洋を越えて、北米沿岸にも汚染が広がるのではないか、という心配もあるようだ。最近明らかにされた、この海洋汚染については、他の米国の友人からも質問され、彼は、それについての新聞記事を送ってもくれた。

地下水が毎日400トン冷却水に混じってくみ上げられていたことは以前からわかっていたことだから、当然、同じように海に汚染された地下水が流れ出していることは、当局と東電は分かっていたはずだ。ところが、当初、汚染水は流れ出していない、その後、分からないという説明を彼らは繰り返してきた。ここに意図的な隠ぺいのにおいをかぎ、彼ら米国の友人たちは敏感に反応しているのだろう。

現在、土を凍らせて、地下水流入、排出を止めることを考えているらしいが、月の単位で時間がかかる。また、その冷凍を続けるために、莫大な電力が必要になるらしい。これほど大規模に、その工法が用いられたことはなく、上手くいくかどうかは分からないようだ。

海への汚染が続けば、漁獲類への汚染も続く。汚染が最大になって、1,2年のタイムラグを置いて、漁獲類への汚染が最大になるとのことだ。また、海側ではなく、陸地側への汚染の進行はどうなのだろうか。メルトダウンした核燃料が、何らかの形で地下水脈と接している可能性はあるのではないか。核燃料が取り出せなければ、まさにチャイナシンドロームの現出になる。

この事故は、我々だけでなく、いやそれよりもさらに深刻に次の世代への重荷になることが明らかになりつつある。安全な原発再稼働等あり得ない。

この海洋汚染の問題が、重大な問題なのに、マスコミにあまり取り上げられていないこと、またその問題が初めて公にされたのが参議院選挙直後であったこと等を考えると、どうもマスコミが報道規制をしているように思える。情報が隠ぺいされているとすると、これまでも地に落ちていた政府当局・東電への信頼はみじんもなくなることだろう。米国の友人たちの方が、本当に心配しているように思えたのは、考えてみると、かなり深刻なことだ。

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