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集団的自衛権で求められるもの 

小野寺防衛大臣が、集団的自衛権を行使したとしても、海外派兵に「つながらない」と述べた。それを報じる記事が下記の文章だが、これだけからすると、集団的自衛権を行使すべき事件が起きた時に、適宜判断するということであり、海外派兵をすることも当然ありうるわけだ。

集団的自衛権を行使すれば、その敵対勢力からは敵と見なされ、直接日本、自衛隊が攻撃されることになる。米国と軍事同盟を結んでいた韓国は、ベトナム戦争に派兵し、2万人の死者をだしたこと(従って、それに準じるような犠牲者を、日本も出す可能性があること)、さらに当面の「敵対勢力」になると思われるイスラム原理主義者達から、日本自体がテロの明確な対象になりうることを、よく知っておくべきだ。防衛省、政府が、しばしば述べる、北朝鮮から米国本土へのミサイルを日本が迎撃するために、集団的自衛権を必要とするという議論は、集団的自衛権の範囲を矮小化している。

以下、引用開始~~

海外派兵につながらずと防衛相

2013年8月17日(土)10時35分配信 共同通信

 小野寺防衛相は17日、集団的自衛権の憲法解釈見直しをめぐり、行使を容認した場合でも武力行使を目的にした自衛隊の海外派兵にはつながらないとの認識を示した。TBS番組で「決して他国に武力行使に行くことはない」と言明。他国から要請があっても「自発的に(集団的自衛権を行使)できる、できないと判断する」と述べた。憲法解釈見直しに向けては「日本の代わりに対応してくれる米艦船を守るという議論は大切だ」と語った。

以上、引用終わり~~~

集団的自衛権の及ぶ範囲が、対テロの戦いで全世界に及ぶことは、下記のオバマ大統領、それに担当閣僚の談話・声明からも明らかだろう。要するに、米国は「安全保障条約」の対価として、対テロ戦争で、金だけでなく、血を流すことを要求しているのだ。

以下、引用開始~~~

日米安保改定50周年のオバマ大統領談話

本日、我々はこの重要な同盟の半世紀をたたえる。この同盟は、共有する価値観と、平和と安全保障を追求する共通の国益のうえに築かれた。それは両国民と社会の間の不変の絆きずなを反映している。日本の安全保障に対する米国の関与は揺るがない。共通課題に取り組む我々の協力は、両国の世界とのかかわりの重要部分である。両国をつなぐ絆を築いてきた無数の米国人と日本人に敬意を表するとともに、我々は彼らが築いた発展の基盤の上にさらに積み上げる決意で未来に向かっていく。

同じ時の日米外務防衛閣僚 共同声明

日本及び米国は、国際テロに対する戦いにおいて緊密に協力することも決意している。

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