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衆院は一体何を議論したのか・・・自動車運転死傷行為処罰法案を全会一致で可決のニュースに接して 

危険運転致死傷罪の適用要件の緩和を行う法律が、衆議院を「全会一致」で通過した。

飲酒運転等の罰則を重くすることには賛成だが、特定の病気・・・てんかん・精神疾患・・・を正常な運転に支障をきたすという条件つきながら、対象に含めたことには大いに異論がある。こちらのポストで、国会審議の様子を踏まえて記した。これだけ問題満載の法案が、全会一致で通過してしまうということは、国会(少なくとも、その本会議)が機能していないことを意味している。

てんかん・精神疾患患者への偏見が増し、そうした病気の患者が、自らの病気を隠す、さらには適切な医療を受けない状況になることを恐れる。国会議員達は、一体何を議論しているのだろうか。

以下、産経ニュースから引用~~~

危険運転の罰則新設、懲役15年も 法案が衆院通過 新法成立へ 
2013.11.5 14:13

 衆院は5日の本会議で、危険運転致死傷罪の規定の一つとして酒や薬物、発作を伴う病気の影響で交通死亡事故を起こした場合に15年以下の懲役とする罰則を新設した自動車運転死傷行為処罰法案を全会一致で可決した。参院に送付され、今国会で成立する見通し。

 現行の危険運転致死傷罪(最高刑・懲役20年)は対象を「正常な運転が困難な状態」に限定。立証のハードルが高いため自動車運転過失致死傷罪(最高刑・懲役7年)の適用が多く、量刑の差が開きすぎ被害者遺族が法改正を求めていた。

 新法案は飲酒や薬物、特定の病気により「正常な運転に支障が生じる恐れがある状態で運転し人を死傷させた」とする条文を新設し適用要件を緩和した。死亡事故で15年以下、負傷事故で12年以下の懲役とした。

 飲酒運転で人身事故を起こし飲酒の発覚を免れるため事故後に酒を飲んでごまかしたり逃走したりするケースを12年以下の懲役とする罪も新設。無免許で人身事故を起こした場合に罰則を重くする規定も設けた。

コメント

その通りだと思います、交通死亡事故も減少傾向、しかもてんかん患者に厳罰を課しても、喪失状態じゃどうにもならない。これにはウラがあると思いますね。

Re: タイトルなし

この法律は、欠陥だらけだと思います。不適格条項の病気の患者さんがそうでない方に比べて、交通事故をより多く起こすというデータはないことを、警察自体が認めているのに、法律の内容が何も変えられずに成立してしまいました。病気を持つ方々を、思い込みで切り捨てる、行政政治の偏狭さを感じました。特定の病気を持つことへの偏見が進まぬこと、そしてそうした病気を患者さんが隠さざるを得なくなることが心配です。コメントをありがとうございました。できましたら、次回コメントを下さるときには、ハンドルをつけてくださると嬉しいです。

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