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CWの楽しみについて 

最近よく交信する友人 Don WB6BEEは、バグキーで高速CWに挑戦中だ。いろいろなバグキーを手に入れ、さらにそのセッティングを変えて、如何にしたら高速で美しい符号を打てるかと努力している。昨日、21メガで久しぶりにお会いしたSteve KB6VSEも、バグキーでの高速送信を練習中だと言っていた。重りを、1オンスから1/4オンスに変えて、踊る様な符号を器用に紡ぎ出している。

Steveは、今のところ30WPMまでしか出せないが、来年末までに40WPMに挑戦すると言っていた。私の方は、そんな無謀な、それでいて意味があまりなさそうなことにはチャレンジせず(とまであからさまには言わなかったが)、チェロを再び取り出し、バッハの無伴奏を練習し始めたことを申し上げた。Steveは、だったら、来年末までに彼が40WPMの壁を越えられるか、私が練習中の無伴奏2番をYoutubeにアップできるか、競争しようではないか、と言う。ちょっと苦笑いであったが、その挑戦を、お受けした。

私たちの脳のなかでは、CWの送受信は、読み書きと同じ部分が働いているらしいと言われている。だとすると、CWをやたら早く送受信することだけが良いことではあるまい、ということを最近感じていた。ある西海岸の友人グループが、7メガで高速CWでQSKを用いてラウンドテーブルを最近行っている。ちょうど、朝食のテーブルを囲みながら、わいわいおしゃべりをしている風情だ。私は、それに参加するのはあまり気乗りがしない。QSKを使わないのと、テンポよく気の利いた掛け合いをする気も、能力もないからだ。それだけでなく、CWの楽しみは、読み書きよろしく、じっくりと考えて受け答えすることにあると、思っているからでもある。

ある程度以上の速さでのCWの交信になると、上っ面の会話になることが自分自身、それに他の方の交信を聴いていて、経験する。それでは、つまらない。と言っても、普段の交信内容が、いつも充実しているとは言えないのだが、方向性としては、一つ一つの交信が記憶に残る様なものであって欲しいと思っている。

話しが長くなるが、以上のことを踏まえても、CWによる会話、そのための技量は、いわば、そのためにだけあるものだ。結局、趣味なのだ。本人が楽しければ良いのだろう。だから、Steveのようにバグキーで高速CWが打てるようになるために訓練することも、ありだと思う。さて、来年末に「勝った!」と勝利の雄叫びを上げるのは、彼か、私か・・・。

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