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渡良瀬渓谷、柏尾峠 

渡良瀬渓谷の紅葉が見ごろだと、ラジオのニュースで報じられていたので、昨日車で出かけた。例によって、単独行だ。友人のBob W6CYXが、つたない紀行文を楽しみにしている、いつも助手席には彼が載っている積りでいてくれ、というので、そのつもりで出発。北関東自動車道を桐生まで走り、そこから渡良瀬渓谷への道を進む。

何時かは、有名なわたらせ渓谷鉄道に乗ってみたい、と思いつつ、この季節はトロッコ列車等走ってはいないのだろう。大分高くまで上がったところに、草木湖がある。ダムによってできた、人造湖。湖畔に食堂と、土産物屋が各々一つずつ並んでいた。蕎麦を昼ごはんに頂く・・・があまり他人に勧められる味ではない。「おやき」と称するものも売っていた。信州を思い出して買ってみたのだが、中の詰め物がない、fakeだった 苦笑。

渓谷周囲の紅葉が輝くようだった。黄色は、楓だろうか、赤はこなら・・・。良く言われることだが、葉はその生命を終えようとするときに、一番輝くという言葉を思い出した。人生もかくありたいものだ。

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渡良瀬川。

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桐生から30数キロ程度で足尾に到着。街中を少し走ってみたが、人影は殆どない。高齢の女性がのんびり二三人歩いていた。足尾駅の横を通り過ぎた。50年前にタイムスリップしたような、小さな木造の駅舎だ。木製の壁は、暗い茶色で、瓦の屋根だ。渡良瀬渓谷鉄道は、各駅が無人だとどこかで読んだ。何か現実感を欠くような駅舎だった。写真を撮るのを失念。

足尾といえば、渡良瀬川の鉱毒事件を思い起こす。田中正造が、銅の鉱毒に抗して、地域の人々のために戦った、あの事件だ。父が、生前田中の著作集を読み、高く評価していたことなどをぼんやり思い出していた。

幹線道路から少し外れた。渡良瀬川沿いの小道を走った。やはり楓だろうか、輝くような黄金色に染まっていた。人も殆ど通らない。

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陽が西に傾き始めた。日光に抜けて、高速度道路に乗るのが、帰宅する早道だが、粕尾峠を越える山道を選んだ。昔何度か来たことがある道だ。

峠は1100m程度と高くはないのだが、のぼりはじめの谷間が低いので、かなりの急こう配の坂が続く。峠の頂上付近。反対側の峰々を、もう枯れかかった枝木を通して望む。

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この少し北側に、横根山という見通しの良い山があり、昔そこに息子と家内で出かけたことがあった。もう20年数年前になる。JH1TVZ、JH1HDXが、何かのコンテストで泊りがけでそこに陣取って無線をやっていたのだ。JH1HDX中島氏からは、そこで、極めて薄味のトン汁をご馳走になった。JH1HDXは、以前に記したとおり、4年前に白血病で不帰の人になってしまった。

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大分下に降りたところを流れる柏尾川。周囲の木々も美しく紅葉している。

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文字通り燃え上がる黄金色に染まった銀杏の木。西に傾く陽を受けて、はっとするほどの美しさだった。

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帰りは、栃木市から下野市に抜けた。昔、走り慣れた道だったはずだが、大分変っていた・・・新しい道路が盛んにつくられ、何度か迷いかかった。既存の道路と並走するように真新しい道路が走る・・・便利ではあるが、何か道路財源を湯水のように使い続けた軌跡のようにも思えた。内需拡大を米国から迫られ土木国家と化したことを示す、歴史的建造物ということになるのだろうか。

鍋の材料を仕入れて、帰宅。

コメント

美しい秋の景色

素晴らしい秋の写真の数々、じっくり観させていただきました。

カメラが良いのか、いや撮影の腕前もよろしいようで、見事な写真に見とれてしまいました。

私はこの夏から秋にかけて美ヶ原トレッキング、そして猛暑のなかもう登山は無理かと思っていましたが、伯耆大山に登ったり、九州に静岡空港からはじめて飛んで、由布院温泉からの由布岳を眺めたりしました。

写真はやたらと撮りまくりましたが、残念ながらあまり立派な写真は撮れませんでした。

Re: 美しい秋の景色

マキさん

コメントをありがとうございます。使ったのは、携帯のカメラよりはちょっと良さげなデジカメです。大したことはありません。オートの設定だけです。マキさんのブログは、ときどきお邪魔させて頂いています。このところ、楽器の方からちょっと離れていたこともあり、コメントも残さず、失礼しておりました。方々旅行されているご様子、大変結構なことです。大山まで車で行かれるエネルギーには脱帽です。ヘルニアの手術も無事終了なさった件も良かったです。また、時々訪れさせて頂きます。

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