FC2ブログ

特定秘密保護法の後に来るもの 

政府は、特定秘密保護法を成立させたことを受け、集団的自衛権の行使に突き進むようだ。それに際して、この法律が必要だったのだろう。自衛隊に米軍と共同して戦闘に当たらせ、その「集団的自衛権」発動についての情報が国民に知られぬようにすることが、主な目的なのではないだろうか。

この集団的自衛権は、米軍の世界戦略に沿って全世界に及ぶもので、米国が自らの覇権を及ぼそうとする地域をカバーする。日本が、テロリズムの直接の標的になることになる。また、国防という名の米国世界戦略に加担するための更なるコスト、それに人命が、失われることになる。テロリズムというのは、一つの国家や体制ではない。ブッシュ(子)が指示したような悪の枢軸のような単純な構造ではない。西欧社会でのマイノリティへの差別、イスラム国家での富の偏在等によって生じた、国境を越えた過激主義が、テロリズムなのだろう。国家間の戦争では解決しない。むしろ、そうした戦争がテロリズムの拡大を招く。

こうやって現憲法の平和主義と基本的人権があっさり取り払われようかという時に、そのあとにくる国家体制と国家防衛の在り方が明らかにされていない。これまでの国の方向性を変えるのであれば、その先に何が来るのかを明らかにする必要がある。しかし、少なくとも安倍政権は、その点については何も語っていない。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/3066-08f4c6e1